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警戒区域再編 帰れる人と帰れない人

4月16日0時をもって南相馬市の警戒区域が一部解除になりました。
新しく再編された警戒区域の区分わけ。
先に解除された田村市と川内村が避難指示解除準備区域と居住制限区域だったのに対して初めて帰還困難区域が入ることになり、他の地区の人達は戻れても、戻れない人がでるという現実が浮き彫りになっています。
居住制限区域は勿論ですが、避難指示解除準備区域も現在、宿泊は認められていません。
毎日通いで家を掃除したり、修理をしたりしている話を時々耳にします。
まして南相馬市は津波の被害も決して少なくありませんでした。
人が丸一年住んでいなかった家。
帰れた人も元の生活を取り戻すのは容易いことではないでしょうし、帰宅困難とされた人達はなおのこと、仮設住宅や借り上げ住宅を竟の住まいにはしたくないでしょう。
いろいろと辛い選択を迫られることになると思います。

それでも、自分の家に戻れることになった人がいることはまだ良いことなのかもしれません。
帰れる人は自分達の地盤を整え、帰れない人を助け、帰れない人はいつか帰れる日の為に新たな生活を始めていく。
震災から一年以上。
早く「被災者」の冠を皆が脱いで、元と少しでも近い生活に戻れるようになって欲しいと祈らずにはいられません。

…この避難区域再編と関わって、ずっと書きたかったけど書けなかった事を、明日書こうと思います。
DASH村のこと。
ちょっと、気持ちを纏めるのに時間がかかるので。
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