大沢たかお目当てに行って参りました!

滋賀在住なせいか、井伊直弼が討たれたという話は聞けど、それを討った側の話はあまり知らないんですよね…(忠臣蔵の吉良側しかり)

正直時間軸が今、昔、今、と交互になってしまうせいでわかりにくい場面も多々ありました。が、それを差し置いても大沢さんがかっこいい…(お前)

ペリーさんがやってきて勝手に調印したり水戸藩主の立場を卑下にしたような直弼を討つべく、立ち上がる水戸藩(桜田門外の前に一応脱藩してますが)
その面々が雪降る中、桜田門で待つシーンが印象的でした。
ボロボロになりながら御首をとる。
そしてその後の謹慎、逃走…。
生瀬さん演じる役の親子が、逃走中に足をくじき、腹を斬ろうとしたら店主に汚れるから勘弁してと断られ(…)、訪ねた民家に、
『自分はこういう者だが自刃の為に畳をお借りしたい』
と述べ、家主が快く家を貸してくださる…って本当、日本の文化だな…って強く思いました。襖に血文字で辞世の句を書いちゃうし。雪のシーンと並んで、印象付けられましたね。

地主さんの協力を得て逃走したり潜んだりした方々も捕らえられ、とうとう大沢さんも元部下らしき人に捕まり、刑を執行されるのでした…。
桜田門外に関わった人間は全て亡くなってたんですね…。

一つの歴史としてすごく勉強になりました!
とりあえず大沢さんの父っぷりが素敵でしたあああ三味線引く指たまらん!!


2010.11.3