ここは原発最前線の町

今日、Ｙａｈｏｏ！のニュースで、16日、震災時、難誘導中に津波にのまれたパトカーが震災の記憶をとどめる遺産として福島県富岡町　双葉署の北側、岡内東児童公園の公園に設置されたというのを見ました。
今日は、町主催の式典が開かれたそうです。
東日本大震災では、警察官や、消防団員などに多くの殉職された方が出ました。
福島県では5人の警察官の方（1人は未だ行方不明）と24人の消防団員の方が、ある方は避難誘導中に、ある方は他の方を助けようとして命を落とされたそうです。

福島民報の「あなたを忘れない」
という特集記事には先日の3月11日の時、こういう記事が掲載されていました。

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/03/post_11663.html

行方不明になられた佐藤雄太さんは24歳で、私なんかよりも全然若くて、下手したら教え子くらいです。
大震災はこういう未来ある人をたくさん奪っていったんだと思うと切なくなります。
震災から4年が経て、今、私達にできることはあの大震災を忘れない事。
そして前向きに生き続け、語り続けていくことではないかと思います。

先日、震災後、4年の時を経て家族の元に帰ってきた女の子の事例がありました。
今なお、202人が福島でも行方不明。
毎月11日は県警や、出向して下さった警察の方々などによって沿岸部で捜索が行われているそうです。
難しいかもしれませんけれど、いつか全ての方がご家族の元に還れる日が来るといいなと思います。

東日本大震災で、被災者の為にあの時も、今も献身的に力を尽くして下さった、いえ、いる警察官、消防官、消防団員、自衛隊、他の方々に心からの感謝を込めて。