「死んじまった奴なんかより俺にしておけよ」
そう言うとジャズは「一昨日来やがればーか」と言って微笑った。
その微笑みが、あんまり穏やかだったので俺は酷く腹立たしい気持ちになった。
ツギハギだらけの君と僕
あいつと別れてから、奴の事を一つずつ思い出してみる。
俺とほぼ同型で、身長はジャズより頭3分の1くらい高い。
堅物とまでは行かずともえらく生真面目で紳士的…とは違うか。だが誰にでも礼儀正しく丁寧な対応をする奴だった。
バンブルビーも奴によく懐き、執務室に入り浸っては、真面目な奴にたしなめられていた。
やや俗っぽく、フランクな性格のジャズとはしょっちゅう言い争い(と言う名のじゃれ合い)になっていたけれど、最終的に言い負かされるのはいつも奴の方で、ううと小さく唸るのを見たジャズがプッと吹き出す。それに僅かばかり気を悪くした奴がそっぽを向くのを、プライムやラチェットが微笑ましげに(今考えるとラチェットの方は単に楽しんでいたのだろう)、アイアンハイドは呆れ顔で見ていた。
そして俺は、そんな光景をずっと遠くから眺めていた。
それは物理的な距離であり、精神的な距離でもあり、今も縮まる気配は無い
言葉を交わした事は一度も無い、第一所属が違うし地位もかなり離れている。
自分で言うのもあれだが、俺はそこそこエリートである。少なくとも後にメガトロン様の直轄軍に組み入れられ、参謀衆ともそれなりに顔見知りになる位には
ただ、あいつの方がもっともっともっとエリートなだけ
国家元首の右腕と、たかだか一兵士がお知り合いになれる機会なんて、ありゃしなかったってだけの話
右腕と左腕は仲良しで
いつだってプライムの両隣、並んでいた
もう随分昔の
まだ戦争が始まる前の話
そして戦争が始まってしばらくの後
奴はメガトロン様にスパークを撃ち抜かれて死んだ。
「…馬鹿め」
あいつを残して死んだ奴も
死んだ奴をずっと好きなあいつも
あいつを諦められない俺も
嘘ばかり言うのを止めればいいのか
餓鬼共に優しくしてやればいいのか
眼が青ければいいのか
俺がオートボットなら
と、そこまで考えてばかばかしくなる。
チラと横目で窓ガラスを見れば、うっすらと映るその姿は紛れも無く俺で
俺以外の何者でもなくて
試しに柔らかい笑みを浮かべてみたが、奴とは全然似ていなかった。
結局
俺はバリケードで、どう足掻いてもプロールになれる筈は無いのだ。
まあ、当たり前なのだけれど
人間はよく"子供は天使"とか抜かしてやがるがそんなの絶対に嘘だ。間違ってる。少なくともあのチビ助どもは間違い無く悪魔、今この状況を見れば、あの無表情鉄面皮の陰険ラジカセ以外は皆頷く筈だ。
「てんめぇぇぇっ!この腐れ餓鬼共っ!!」
ぎりぎりと歯噛みしてみても目の前の餓鬼共は全く怯む様子を見せず。寧ろここぞとばかりに意地の悪い笑みを浮かべてはやし立ててくる。
「うるせいやい!この能無しのお荷物ジェット!」
「悔しかったら捕まえてみやがれ!」
常ならばここで「おうよ!やってやらあ!!」と飛びかかっている所だ。しかし山のような機材に身体を挟まれ、ロクに身動きが出来ない状態ではそれは叶わなかった。
何でこんなザマかって?
奴らがよりにもよって倉庫でハンマーアームなんかしやがるからだよこん畜生が!!
辛うじて自由に動く右腕を伸ばしてはみるが、すばしこく動き回る二人を当然捕まえられる筈も無く
結局、散々からかわれた挙げ句に放置され、偶々荷物を取りに来たアストロトレインにようやく救出されたのだった。
基本、子供扱いは危険
「つーかスカイワープよお、お前通信使うかそれこそワープすりゃ良かったんじゃねえ?」
「…あ!」
2010でマグロ好きな人は、戦国BASARAの小十幸もいけるんでないかと思う。
なんか最近ロディマスばっか描いてる気が…の割に作画ミスが改善される気配は無い。どうすれは格好良くロボ絵描けますか?
音波サンクラも好きなんですがサウブロも好きなんですよ。実は
しかしなんか世間的にはブロサウの方が多いというね。誰か供給して下さる天使はいらっしゃらないのでしょうか。
自分も妄想はあるけど、自分のサウブロはラブラブが全く無いケンカップルと言うか殺伐した関係になってしまう。
寧ろカップルではない、片思い
音サン前提の音←ブロみたいな。ブロードキャストが報われない上に音波様からは相当酷い扱いを受けるという。
同じデストロンの仲間でさえ「うげっ、胸糞悪りぃ」とドン引き…憐れんでしまう様なDV、拷問系と言うかSMと言うか…エロよりは流血、破壊表現的な意味で、鍵無しではお披露目出来ないようなデンジャラスな妄想があの二人にはあるんだ。
誰得だよ/(^q^)\
俺得ですねすみませんorz
あ、でも「書いてもいいのよ」という方がいればUPしてみたいです。
いないか(´・ω・`)