メタルあんちゃんと一緒に、博士の朝ご飯を運ぶ途中、クイックあんちゃんとすれ違う、クイックあんちゃんはメタルあんちゃんに、お疲れ、と声をかけた後、偉いな、手伝いしてたのか、と言ってポンポンとおいらの頭を撫でてくれて、少し照れくさかったけど、とっても嬉しかった。
ラボに入ると、博士はいつものように難しい顔をしながら、ああでもない、こうでもないとデータとにらめっこをしていて、その背を見たメタルあんちゃんが、小さく肩をすくめる。こういう時の博士は、話し掛けても生返事で、せっかくのご飯も気付かない事があるからだ。
こういう、何かし始めると周りが見えなくなる所って、クイックあんちゃんやクラッシュあんちゃんと似てるよね…と言ったら、そうだな、と呆れたようにメタルあんちゃんが呟いた。
ハムとレタスの
ベーグルサンド
ノンシュガーの
カフェオレ
そして
バナナヨーグルト
私の愛車…もとい自転車のカギ"だけ"盗まれました。
ちょ おま バカやろおぉぉぉっ!!
奴がいないと私の通勤手段が…(ノ△T)
アパートの駐輪場だからって油断してた私も悪いんですが…でもちくしょおぉぉっ!!
朝のランニングを終え、なにとはなしに空を仰ぐ、そよりと風が頬を撫でた。
ぱちぱちとまばたきをする先で、雲がゆるりゆるりと流れている。でも本当は、遠くから見てるからわからないだけで、実際はものすごい速さで雲は流れているのだと、以前エアーが言っていた。
空を語る時のエアーは、戦う前の高揚した雰囲気にも似た。楽しそうな、どこかわくわくした表情をしていて、それは、カメラで被写体を追っているときのフラッシュの表情によく似ている。
そう父に話したら、レース前のお前も、そんな顔をしておると言われた。やはりお前達は兄弟じゃな、とも
自分は、あの二人と似ている所なんて無いと思っていたから、妙にむず痒い心持ちになって、少し目をそらしながら、へえ…などと気のない返事をする事しか出来なかった。
本当は少し嬉かったのに
薫
る
風
、
あ
る
穏
や
か
な
日
の
朝
おとぎ話の人魚姫は、声を出せずに思いを伝えられなかったけど、臆病な私は、声を出せても思いを伝えられなかった
いつかこんな日が来ると、わかっていたから、貴方を縛る事はしたくなかったの
貴方の心臓が止まった日
私はまだ生きていた。
本当なら私が先にいなくなる筈だったのに
貴方のお父さんでもなく、お兄さんでもなく、弟さんでもない私が
貴方の最後を看取る事になるなんて、考えもしなかった
のに
貴方はその名と同じ
泡沫のように消えてしまった。
すぐにこっちに来ようとしないでね
出来ればずっと後がいい
貴方はそう言った
ずっと後って、どの位?
1ヶ月?一年?
…一生?
ああせめて
時の果てまでこの歌を
終わりを迎えたはずの恋が、鮮やかに甦り私を満たしてゆく。征服される。
でもそれがいやじゃなかった
追記にてスプラッシュの歌う唄
ほぼ散文詩
正直微妙
大したことないです
でものっけてみる