ここで前に書いたことがあったでしょうか?
福島では昔、結構養蚕が盛んで、あちらこちらで桑の木が見られました。
桑の木は蚕の餌で主として採るのはもちろん葉っぱです。
ただ、私達にとっては「くわごの木」
木になる桑の実が一番の楽しみだったのです。
木苺やいちいの実を採って食べたり、桑畑に潜り込んで桑の実を食べたり。
桑の実を採ろうとして木に登って落ちて、怒られたり。
今も結構思い出に残っています。
さて、実家の両親が野菜と一緒に今年も桑の実をくれました。
私が大好きだから、とわざわざ採ってきてくれたみたいです。
放射能検査に出すほどの量は無く、私一人で食べるものですから今年もありがたく頂くことにしました。
よーく洗って、冷やして食べる。
ジャムとかも悪くないのですが私はこれが一番好きです。
ツブツブとした食感は他の果物にはなかなか無い感覚。
生の桑の実はまず流通に上るモノではないので地元住人の特権美味ですね。
重量は約200g
田村市は除染をしていない山林のタケノコとかでさえ、3年を経過した今、基準値を超える100ベクレルを超えることはまず無く、100ベクレルで汚染されてたとしても体内に入るのは20ベクレル。
ま、私にとっては許容範囲です。
子供を持つ保護者であれば心配でしょうけれど。
でも、好物食べる度にこんなことを考えなきゃいけないのだけはちょっと辛いですね。