ここは原発最前線の町

毎度おなじみ福島大人気の宝探しイベント【コードＦ】その第三弾が開始されたので行ってきました。
夏休みも最終日であったので、どこを回っても何組かの宝探しの方と出くわしました。
その体験談なども加えつつ、各地の観光案内などを。
軽いヒントもあるのでノーヒントで行きたい方は御注意下さい。

まず最初は伊達市。
福島の西側にある伊達市はかなり広い市です。
その名の通り伊達正宗で有名な伊達氏ゆかりの歴史ある市。
市街地、月舘、霊山、梁川、保原とエリアが別れてそれぞれに見どころはありますが、今回のコードＦ−３は梁川エリアなので、高速道路などで行く時には国見のインターからまっすぐ行くのが近いと思います。

駅前でヒント提供点店を探したのですが、どうも見つからず。
しばらくうろうろした結果、ヒント提供店のナンバリングが誤植だという結論に達しました。
これから参加される皆さん。
ヒント提供店９と１０が多分入れ違っているのでご注意ください。

伊達市は先にも書きましたが伊達氏ゆかりの地。
梁川城跡は今、小学校の敷地になっているという、歴史がすぐ隣にある町です。
戦いの神梁川八幡宮はかつて１７代伊達氏当主が初陣を祈った場所としても有名。
古い鐘つき堂なども歴史の面影を感じさせます。
一方で現代彫刻の大家を生み出す町でもあり、今はその常設展が梁川美術館にあるそうです。
福島市にほど近く、双葉町などからの避難の方も多く受け入れており、その仮設住宅の程近くには
「やながわ希望の森公園」があります。
ミニＳＬの駅がある他、奥のわんぱく広場には本物の飛行機やタイヤなども展示してあり、美しい緑と共にいこいの場となっています。

福島県内でも現在やや放射線数値が高めではありますが、
「へこたれません！　伊達市」
を合言葉に頑張っているエリアです。
フルーツラインにほど近く、桃や梨の栽培も盛ん。
少し離れた月舘も保原も花や自然に囲まれてとても綺麗なところです。

宝探しには解りにくい場所も多く、少してこずりましたがとてもいいところだと感じました。
伊達な伊達市。
おまけの参加賞は伊達なクリアファイル。とてもかっこよくてお気に入りです。