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普段は絶対買わない本

私は自他ともに認めるオタクなので、正直リアルの芸能人にはあんまり興味がありません。
なので写真週刊誌なんてと言ったら失礼ですけど、興味を持って手に取ったことなど、殆どありませんでした。
ただ、今日は一冊の本を手に取ってしまいました。
週刊ポスト。
…あんまりにも青空がキレイだったから。

それは震災1年に向けた、どこの雑誌もやる特集であったのかもしれません。
ですが、85ページ近く。震災を取り上げた記事には、涙が止まりませんでした。
震災の中、苦労していた本屋さんの話。
原発のその後の話。
そして被災地の今。
震災直後はどの週刊誌も、震災の特集を大々的に組み、落ち着いた頃には放射能問題で「この食べ物は危険!」などの特集をしていました。
放射能の危険性や、恐怖をあおるそれらの記事は、例え真実かも知れなくても、なんとか前を向いて頑張ろうとしている人達には救いにはならなかったのです。
加えて、6月、7月頃からはそんな記事も見られなくなり、もう地震の事なんてなんにもないかのように芸能人のゴシップなどが埋められるようになりました。
そんな本を見るたび、もう、殆どの人は震災の事なんか忘れているんじゃないかと、感じてしまっていました。

だから、3月11日を狙ったものであったとしても、こうして震災の後も生きる人達を取り上げてくれたことを心から嬉しく思ったのです。
復興の書店と題された被災地の本屋さんの話や、私達を苦しめる「放射能デマ」の話。
私達の心に灯りを灯してくれるような特集でした。
だから私はこの本を買いました。
そして、何度も何度も読み返しました。

これから3月11日に向けて、こんな記事が増えてくれることを、そしてそれによってたくさんの人が、あの日を忘れないでくれることを心から願います。

中身に思うことも多かったのですが、それはおいおい。
でも、写真週刊誌も読んでみると結構面白いですね。
読まず嫌いは反省しないと。

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