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雪と放射線

各小学校や児童施設にリアルタイム線量計というものが設置されました。
話そのものは昨年の10月くらいからあったのですが、本格的に動き出したのは年が明けてから。
工事が終わり設置、起動が始まったのは先週からになります。
太陽光パネルで電源を確保し、その名の通り、リアルタイムで県に情報を送るシステムらしいです。
同時に電光掲示板で現在の数値が表示もされます。
朝、7時から夕方の7時まで。
10分おきに計測されるそうです。
身近な場所で目に見えて数値が解るというのはなかなか好評だったり。

本日、某所の朝の数値は0.133。
この数値が0.15以下で上下したりしながらほぼ平均0.13くらいで落ち着いています。
雪が降る前の数値は平均0.18〜0.25くらい。高いところでは0.3くらいであったのでここ最近の数値はずいぶんと低め。
雪が空気中の放射性物質を吸い取ったのかな、と思ったのですが、新聞記事によると雪が地上に蓄積した放射性物質に蓋をした形になり、雪が降ってからの数値はおおむね低く出るのだそうです。
なるほど。
だから最近少なく数値が出るのか。
確かに雪の溶けた土の上では0.2を超えるところもありました。
まだまだ安心はできませんが、都路の方や、田村市の北の方で仕事をしている方たちは。
「向こうは0.3とか普通に出る。少し安心できる」
とおっしゃいます。

今日はずいぶん暖かかったですが、まだこれから雪も降るでしょうし、寒さは本番。
雪が溶けて後、24年度の農業の作付がどうなるかなど問題はまだまだ山積みです。
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