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放射性物質が怖い理由

これは、けっして吊るし上げとか反論、というわけではありません。
コメントとして頂いたご意見にこのようなものがありました。

「使用していた生理用品について違和感等があったので心配になりまして出来る限りですが調査・確認をしてみましたが福島県東白川郡の工場生産の物でした。
私の方はツイッターとかの話はまったく知らず今回使用して違和感等があったので気になって確認してみました。
まあ、普通に問題なく使用してる方のほうが多いと思いますので私の方も特に他の方々について何も言う事はありませんが私は自分で気になって調べて使用しない方が良いと判断致しました。
先日までは震災前までの買い溜めしてあった物を使用していまして長年利用していた生理用品でしたので大変残念なのですけどね。
残念ですけどこの製品に関して私の判断になりますけど噂でもデマでもないと判断致しました」

このコメントを下さったケイコさんに反論するわけではなく、むしろお願いしたい意味を込めて書いております。

今回の福島原発の事故が私達を苦しめている最大の理由の一つは拡散した放射性物質というものが目に見えず、匂いもせず、味もせず、触れても一見まったく害を及ぼさないところにあります。
もし、これが触ってやけどする熱い灰であったり、触れてかぶれるうるしであったりするのであれば私達はすぐにその恐怖を感じ取ることが出来たでしょう。
そして、身体に影響が出てくるのは一年以上数年単位ということ。
目に見えず、直ぐには解らないということ。
それが私達の恐怖を倍増させているということです。
身体の中、その見えないところに入り込み、何をしているのかと思う事が本当に怖いのです。
最近、田村市でも子供達の甲状腺検査が始まっています。
検査を拒否する家庭はありません。


ですから、実際に違和感を感じられ、それで使用を停止されることは問題ないと思います。
身体に合うものを使用して頂くのが一番です。
ただ、もし、機会があれば福島県産ではない同製品を使用してみて、感じられた違和感があるかどうか試して頂けたらと思います。
私自身も経験があることですが同じ生理用品を使っていても、体調の違いでかぶれたりかゆみを感じたりということがあります。
二つを比べてみて、福島県ではない方に違和感が無ければ、使わない方が良い何かがやはり何かが福島県産品にあるのかもしれません。
ですが、同じ違和感があればそれは、『別の理由』があるのかもしれませんから。


私は福島県産の品をぜひ使って下さい、とは言いません。
食品も無理に食べて欲しいとも言いません。
万が一大切な人に何かあったら。
そう思う気持ちは誰よりもわかります。


ただ、福島を嫌いにならないで欲しい。
福島であるというだけで全てを拒絶しないで欲しい。

願うのは、それだけです。
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