常葉にも双葉や浪江などから避難してきた子達が何人かいて、その子達が何回か検査があるので欠席する、という話を聞いたことがありました。
今のところ、大きな問題があった子はいないようです。
内部被ばく検査も特に問題なし。
ただ、食べ物によっては反応が出た子、出る子もいたらしいですが。
最近、甲状腺の検査も行われているそうで、まずは警戒区域や避難準備区域の子が検査を受けていました。
今週、来週くらいから田村市の子供達にも順番が回ってくるようです。
子供達は病院の検査、もちろん大嫌いですけど、今まで体験したことのない事故ですから、万が一にも何かが起きないように検査をするのは良いことだし、仕方ないことだと思います。
なんとか我慢してもらいましょう。
福島県は福島の18歳以下の子供の医療費を無料にするようにという要望を国に出していましたが、それが却下されたのはちょっと前の話です。
風邪や虫歯など、放射線と関係ない医療費まで無料にできない、という理由で、まあ理解できない事もありません。
でも、一方で警戒区域や、元避難準備区域の都路の人などは医療費が大人も、無料になっていたり、反面計画的避難区域や避難準備無域の人は無料にならなかったりと医療費一つをとっても未だ混乱と不公平があります。
とにもかくにも放射線の影響が出ることがあるとしたら、それはこれから。
医療費の問題も、その他の事も長いスタンスで見て行かなくてはなりません。
私達は子供達を守って行かなくてはならない。
その為にできる限りの事はしていく必要があると思います。
本当は福島から避難させるのが一番いいのでしょうけれど、それを選べないのなら他にできることは可能な限りしていくべきでしょう。
それを考え、整えていくことが、まもなく震災から1年が過ぎる福島の課題になると思います。