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都路の避難準備区域解除

これは、ほんとうは1月13日の新聞の話なのですが、田村市都路地区の避難指示解除準備区域が今年春のの完全解除に向けて話が進められているという記事が載ってました。
半円20kmで指示された旧警戒区域としては初めてのこと。
4月1日という声が今一番高いのだとか。
4月から都路地区は学校やこども園も再開されるのでそれに合わせてということなのかもしれません。
ただ、都路地区は農業や林業、畜産業などを主の仕事にしていた人が多い場所ですから、雇用や仕事を失った人が仕事を何とかして欲しいという声や、地域に商業施設などを誘致して欲しいという声なども大きいらしく、その辺の調整がこれから始まるようです。

田村市は第一原発に近い割に放射能の流れが少なく、居住制限区域も、帰還困難区域も無い警戒区域唯一の市です。
避難区域に設定された11市町村の中で、避難指示準備区域の解除の見通しが立っているのも田村市と南相馬だけ。一番被害が少なかったエリアなのは間違いありません。
それだけに補償格差とか色々と問題が多かったのもまた事実。
でも、まだまだ被害が大きくて復興が難しい大熊とか双葉とか浪江とかに比べれば、解除に迎えるだけ恵まれていると言えるのかもしれません。
この辺は私が言えることではありませんが、これを機に地域のインフラなども整えて、震災前よりもっと前向きに生きられる地域になるといいな、と思います。
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