ここは原発最前線の町

今日は祝日、成人の日でお休み。
ちょっと遊びに出かけていました。
その途中で見かけたちょっと気になる風景。
除染の黒バックが積み重なる様子でした。
場所は二本松。
田村より線量は高めですから除染が行われているのは普通に理解できますが、この黒バッグが置かれている場所が問題。
ここ、有名な桜の名所。合戦場の桜の真下なんです。
しかもこのバッグの下は春になると菜の花が一面に咲く場所。
合戦場の桜と菜の花のコントラストはここでも何度か写真を上げたくらい大好きな光景です。
一時的に〜、ならいいんですけど除染の汚染土が菜の花の上にあるのはなんとなく嫌な感じです。
二本松の方達も大変で、多分望んで置いたわけではないのでしょうけれど。

田村市内、ではそれほどではありませんが北の方に行けばいくほど除染の土を道路の端とかに積み上げているのをよく見かけます。
生活圏から放射能の強いものを遠ざけるという除染の基本理念は解りますが、直ぐ近くに置いてあると結局意味がないんじゃないかなあという気もしないでも。

とにかく、来年の春、桜を見にここに来たとき、このバッグが菜の花の上に乗っかっているを見るのは嫌だなあと思いました。