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希望の命

東日本大震災の発生は2011年。3月11日。
その約一か月後の2011年4月15日に福島県、平田村で一人の女の子が生まれました。
吉田葵彩ちゃん。
心臓病が発覚したのが翌年の冬で、心臓移植以外助かる道は無いと救う会が発足され、福島県全土で募金活動が行われました。
東日本大震災から一年半が過ぎていたでしょうか?
募金活動は予想を上回る成果を見せ、一カ月足らずで目標額を達成。
渡米して移植を待っていた葵彩ちゃんは、幸運にも移植が成功して先日帰国できたのだそうです。
新聞に大きく記事が載っていたのを見て、私も嬉しく思いました。

私自身もほんの僅かですが募金しました。
心臓移植とかこういう募金活動にはいろいろと賛否両論の声があるのは知っています。
でも、移植以外助かる道がないのであれば我が子の為、それに縋りたくなる親御さんの気持ちは解りますし、それを助けたいと思う気持ちも理解できます。
そして、何より今回は福島の人達の多くが震災後に生まれた小さな命を助けたいと願った。
震災で失われたたくさんの命。たくさんのもの。
それに打ちひしがれながらも未来へ希望を託そうとする思いの表れが今回の募金成功だったのではないかと思います。
募金を募りながら移植が間に合わず亡くなったお子さんも少なからずいると聞きます。
彼女はとても運が良かったのかもしれません。
その希望が繋いだ命を大切にして、これからもがんばって欲しいと思います。
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