ここは原発最前線の町

昨日は出かけていて帰りが遅くなって寝落ちしてしまいました。
その分今日は早起きした、訳でもないのですがふくしま駅伝のテレビ中継をみたりしてのんびりと過ごしました。
今年のふくしま駅伝は２５回目にして初めて全市町村の選手が参加する記念の年になりました。
と言っても小さな村や町はなかなか単独チームが組めないので今年で言えば三島、金山、檜枝岐、湯川、昭和、川内、葛尾の７町村が「希望ふくしま」のチームで参加しました。
他にも前半のみ参加のチームとかもありましたが、天気にも恵まれてましたし、テレビで見ていてもかなり盛り上がったのは間違いありません。
総合優勝は会津若松市。町の部優勝は会津美里町、村の部優勝は泉崎村です。
田村市は７位でした。
震災前は村の部で１０連覇をしたこともある飯館村は全村避難の影響で選手がそろわず、昨年、一昨年は後半のみの出場でした。
今年は３年ぶりに単独チームで参加しましたが、結果は残念ながら最下位であったそうです。
でも、万全とは程遠い条件下で見せてくれた一生懸命な走りは間違いなく価値あるものだったと思います。

ふくしま駅伝に対する福島の盛り上がりって独特だと思います。
他所の県でも私の知らないだけでこういうイベントがあるのかもしれないですけど。
それは自分だけの為じゃなく、自分一人じゃない、誰かの為に、みんなで走る。
自分達が自分達の町や村や、福島が好きだということを再確認できるからかもしれません。
絆、ってことばは薄っぺらく感じて最近は好きじゃないですけど…それはやっぱり人と人、心と心の絆、ってことなんでしょうね。


明日あたりは新聞がきっと大賑わいですね。
楽しみです。