ここは原発最前線の町

船引高校の文化祭に行ってきました。
実は母校でもあるのですが中に入ったのは本当に十何年ぶり？
懐かしい気持ちが少しと、後は高校生の元気な頑張りに癒されてきました。
まあ、内容は高校生の文化祭ですから、それなりの高校生レベル。
軽食系が多かったかな？展示は少な目。
１階から４階までの教室棟がメインで、外で少し屋台とか、校庭でイベントとかもしてました。
２階から４階まで各階に一つずつお化け屋敷があって、これが結構どこも好評。
凝ってました。
あとはコスプレ喫茶系が多くて女装している男子とかアニメのコスプレしている女子とかが目立ちましたね。
お化け屋敷の客寄せか、凄いお化けメイクの女の子と出会った時にはちょっと引きましたけど。
体育館での音楽や劇の発表、茶室でのお茶。
飲み物無料とか２０円とか、お菓子もだいたい１００円以下。
大人から見ればいろいろと思うところはあるのですけれども、彼らの一生懸命さは見ていてとっても気持ち良かったです。
完成度とかそういうのとかではない、今しかできない若さの輝きがちょっとうらやましいなあと思いました。
私も年をとったということですね。
でも、楽しかったです。

さて、そういう元気な福島の子供達ですが、能天気に放射能の事をなんにも考えてないとか、原発事故のことを気にしてないとか思ったらそれは大間違いですから。
別に今回の文化祭で原発関連の展示があったわけではないですよ。
細かい研究展示とかはあんまりなかったです。
修学旅行で行った沖縄問題とかレポートしているところがありましたけど。
でも…この絵を見て貰えると少しは解って貰えるでしょうか？
「全人類への警告」と題されています。
福島の子にしか書けないこの絵の意味も良ければ考えてみて下さい。