現在、フィリピンで台風による大きな被害が出ているそうです。
私もコンビニなどで募金をしてきました。
なかなか進まない救援、届かない物資、崩壊した建物の中で苦痛にあえぐ人々。
その苦悩が解るからこそ、一刻も早く救援の手が届くことを祈らずにはいられません。
早く、一人でも多くの人が救われることを願っています。
ただ、ニュースを見る時、目につく
「略奪」「暴動」の言葉。
大震災の時、外国メディアが日本人の被災者の中で暴動や略奪が無かったことを称えていたと後で知りました。
それは当たり前だと思っていましたが、本当は当たり前ではなかったのかもしれません。
原発事故の影響で、トラックの運転手さえ福島に来たがらず、物資が滞った時も、ガソリンが不足して地の果てまで列が並んだ時も。海に全てを流された宮城、岩手の沿岸部ですら、確かに略奪も暴動も発生しませんでした。
個人レベルでは避難した家に入る泥棒とかもあり、それは最低だと思いましたが、決してやりばのない怒りを他者にぶつけるような事をしなかった日本人という存在は誇るに足る者なのかもしれません。
悲しいこと、ではありますが…。
祈るような気持ちで見ています。
被災した方達の元に早く救援の手が届くように。