ここは原発最前線の町

夜になると寝落ちしてしまう可能性が高くなるので…いや、本当にこたつ最強（＾＾；）
時間がある時は朝、更新します。

先日、子供達が
「せんせー、これ見て〜」
とニッコニコした顔で見せてくれたカードがありました。
「おお！」
と思わず声を上げたそれはＳＭＡＰのポストカード。
「ＴＯＫＩＯや嵐のもあるんだよ〜」
見ればビニールパックには確かに何枚かのカードが入っているようでした。
頼んで、開けて写真を撮らせてもらいました。
「うわ〜、カッコいい」
SMAP世代でダッシュ村関連でＴＯＫＩＯも大好きな私としてはストレート。

後ろにはメッセージも

「メッセージポストカード　ＦＯＲ　ＹＯＵ
　みんなへのプレゼントとして　ポストカードをつくりました。
　お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お友達など
　みんなの大事な人へのお手紙に使ってもらえるとうれしいです。

　「いつもありがとう」「元気ですか？」
　「最近、こんなことがんばってます」
　みんなの「今」を伝えてみよう」

聞けば福島県の小学校、ほぼすべてにこのポストカードは配られたらしいです。
ジャニーズ事務所からのプレゼントとして。
特に女の子たちが喜んで、次にお母さんたちが喜んだみたいですね。
「おねえちゃんからもらった♪」と幼稚園児の女の子が見せびらかす姿も。
男の子たちも実はまんざらじゃなかったみたいですし。

いや、実際嬉しいと思いますよ。
テレビの中の人からのプレゼントは。
自分達の事を彼らが思ってくれてる、と思うだけでけっこう元気が出てくると思います。

以前、田村市にMarching Jからの寄付が届いた時にも思ったのですが、こういう方達のパワーというのは特別なものがあると思います。
決して寄付や心の重さが一般の人と、アイドルの方達で変わるものではありませんが、それでもやっぱり遠い、テレビの中だけと思った人が側に来てくれたと思えるのは嬉しいことだと思うのです。
頂いた寄付でジャニーズ文庫とか目に見える形で何かすれば、親しみとかも沸くんじゃないかなあと思ったりもしたんですが、それはさておき。
震災からもうすぐ３年。良くも悪くも殆ど話題に上らなくなった福島を今も気遣い、忘れないと行動に移して下さることはなかなかできないんじゃないかと思います。
本当に嬉しくて、楽しい気分になります。

福島の子供達は親のエゴに振り回されて不幸だ、と言う声はまだネットとかではたまに見かけます。
でも、こんな経験ができるということ、そしてたくさんの人に見守られて生きられるという事。
それだけでも福島の子供達は不幸ではないと、私は思います。

でもこのカード、私も欲しいなあ。
流石に子供達からは貰えませんけど…。