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命を預けたくない

今まで、あえて話題にしなかった福島の話が福島原発の汚染水問題。
福島ではこのことが通常、人の話題に上ることはまずありません。
新聞ではいつも一面に取り上げられていますがまずはスルー。
…だって、私達には本当にどうしようもできないことですから。

ニュースに話が上がるたび、東電のデタラメ、というか場当たりな対応が浮き彫りにされます。
今日あたりのニュースではまた台風が来たら、汚染水をまた許可なく海に流すかもしれないといけしゃあしゃあと言っているとかいないとか。
対応する機械もテストをちゃんとしていなかったり使う人間に正しい知識を教えないまま作動させて、すぐに故障とかさせてしまう。
海に排水なんかされたら、今、必死で海を守り安全な海産物を育てようとしている漁業関係者には死活問題なのに東電は「非常事態の時だけだから」とか「そういことは起こりえない」なんて言ったりしてます。

でも、一番悔しいのはそんなでたらめな人達が私達の命を預かっているという事です。
例えば、これが普通の地震(と言っては失礼なのは承知で)であって、私達が努力すれば瓦礫を避けて家を建て直すことができて元の生活に戻れるというのであれば、頑張ることもできます。
でも、原発の収束は私達には対処できない話。
汚染水を処理することも原発を廃炉にすることも、私達にはできません。
それができるのは東電だけ、結局今も私達の命と未来を東電が握っているわけです。

だから、今、福島原発の事は汚染水の事も含めて皆、あえて話題にはしません。
私も今後、よっぽどでない限りは話題にしません。
今の私達は毎日を大切に生きるのに忙しいですから。

でも、時々思います。
東電に命を預けたくはないなあって…。

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