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一日一日が宝物

大震災の時、恐怖とか不安とか、そんなもので押しつぶされそうになっていた私を一番励ましてくれたのは友人たちのメールでした。
それを見るにつけ、
「絶対に生き延びて、また皆と一緒に遊ぶんだ!」
と思い力づけられました。
そして昨年六月、皆と会い、一緒に時を過ごせたとき、最高の幸せを感じたのです。
明日、私は東京に行きます。
また、あの時の友人たちと一緒に時を過ごすことができます。
一緒に遊び、友人の誕生日を祝うことが出来る。
当たり前の事ですけれど、それがとても幸せで大切な時であることを、私は震災以降改めて知りました。

今日の幸せが明日も続くとは限らない。
だからこそ、一日一日を大切に過ごしたいと思います。

と、言うわけで明日はブログお休みします。
もしかしたら明後日も。

時間があったら向こうで更新しますが。


最終報告書なんかより…

今日の福島民報新聞。
一面は双葉町の役場機能移転について。

東電の最終報告書については2面の半分以下でした。
中身の無い内容で、各自治体の首長は怒っていたという話。
特に被災地の苦しみや被災者の思いについてはまったく記載されていなかったそうです。

いろいろ言いたい事はありますが、なんかもう期待する気にもなりません。
むしろ私達に必要なのは前を向く事。

原因究明より先にみんなが当たり前の生活を取り戻す事が大事なのだと思うのです。

東電に期待するだけ無駄っていうのはもう福島の常識?

やな常識ですね。

非が無い筈はない。

東電の最終報告書が今日、公開されたのだそうです。
その詳しい内容は明日、新聞を見るとしても、ネットのニュースを見る限りまともなものではなさそう。
特に東電が作業ミスを認めなかったとか、想定外のことで東電の対応に非は無かったとしているとか。
さらには政府がいろいろ言ってきたせいで対応が遅れたと言っているとか、正直、ふざけてんじゃない!
という気分です。

あの当時、必死で事故の拡大を食い止めようと働いている人達を現場に置き去りにしたまま、トップはみんな雲隠れ。事故の隠ぺいに大忙しであったことは誰もが知っています。
報道も偏っていて、4つの原発が同時に大変なことになっているのに情報は一号機が出たら二号機の話は聞かれなくなり、四号機が水素爆発を起こしそうになったら他の号機はどうなっているのか解らない。
そんな様子がずっと続いていました。
データの活用も出来ず、連絡メールは消去される。
そして多くの人達は線量の高い方へと避難する。
大混乱の状況下で、事態の収束はしようとしたのでしょうけれど、結果として前代未聞の大惨事を引き起こした責任は絶対、紛れもなく、疑う余地なく東電にあります。
津波の対策が不十分であったのなら、何故、十分な対応が出来なかったのかその点から明らかにするべきなのです。

まずは事故を引き起こした責任を認める。
情報を隠さず公開し、批難もきっちり受けて賠償も行う。
そして改めて原発の廃炉作業を最後まで投げだすことなく行う。
事故を無かったことにはできないのですから、最低限それくらいの事はしてもらわなくては困るというものです。

勿論、これはあくまで最低限。
今回被害を受けた全ての人が震災前の幸せで平和な日々を取り戻すまで東電を許すことはできないのですから。

台風接近中

大型で勢力の強い台風4号が現在接近中です。
今、福島も暴風域に入っていて、雨も風も凄いことになっています。
外にいつもはいる犬も中に入れておきました。

思い出すのは昨年の震災直後、9月の大水害。
大滝根川が氾濫して郡山の多くが床上、床下浸水で大きな被害を受けました。
今回はそこまでにはならないとは思いますが、関西では避難勧告が出されたところもある様子。
偶然テレビを見ていた子供達が
「ひなんかんこく?」
と聞いて嫌そうな顔をしたのは、震災直後のことを思い出したからでしょうか?

とにもかくにも宮城県の沿岸部とかはまた大変な様子。
少しでも被害がなく、台風が通過してくれることを祈らずにはいられません。

…特に原発にまた変な被害が及びませんように…。

歌の持つ力 花が咲く

私などが言うまでもなく、震災の時、歌に多くの人の心が励まされました。
歌に励まされるなんてキレイごとだと思っていたのですが、震災の命からがらが終ってからが私達の戦いでした。
その中辛いとき、くじけそうになった時、歌に心を励まして貰いました。
ガソリン不足でエアコンさえ付けられなかった時でも、CDだけは何度も聞いて、大好きな曲を何度も何度も聞きました。
避難所でエンドレスにかかっていたゴーオンジャーの曲。
友達が教えてくれたテレビで聞いたカントリーロード。
子供達と一緒に歌ったドラえもんや忍たま乱太郎。
SMAPの世界で一つだけの花、ジュピター、ロード、他にもいろいろ。
猪苗代湖ズの歌も福島県を代表してくれているようで、どれも何度も何度も、本当にCDが擦り切れるくらい聞きました。

基本、私はあんまりテレビを見ないので流行歌はあまり知らないので本当に巡り合った曲をヘビーローテーションすることが多いのですが、先日の全国煙火競演会で、ふと気になった曲がありました。
エンディングスターマインを飾った曲。
『花が咲く』
いろいろな声がして、なぜか心に響いてきた曲。
競演会が終わった後、調べてみました。
実はかなり有名な震災復興支援ソングだったらしいですね。
たくさんのアーティストが協力して一つの曲を歌ったもので、NHKではCMもかなり流れていたとか。
今更の浦島太郎ですが、先日、購入して聞きました。

…なんだか涙が出てきました。
この歌は旅立たれた方の思いを謳ったものであるという話はネットで見て聞いていました。
幸い私や身の回りで直接の犠牲者の方はいませんでしたが、津波で亡くなられた方の話などは知り合いや避難所の方から枚挙につきませんでした。
私達が知ることが出来るのは生き残った人の言葉だけ、亡くなられた人の思いは無念は決して知ることはできません。
でも、きっと多くの方は死後の世界があるのなら、そこで私達を思って見守って下さる。
そう思うことで、生きている人間は悲しみを乗り越えることが出来る。
それを伝えてくれているかのようでした。

この曲に込められた思いを、大事に大事に聞いていきたいと思います。
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