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非が無い筈はない。

東電の最終報告書が今日、公開されたのだそうです。
その詳しい内容は明日、新聞を見るとしても、ネットのニュースを見る限りまともなものではなさそう。
特に東電が作業ミスを認めなかったとか、想定外のことで東電の対応に非は無かったとしているとか。
さらには政府がいろいろ言ってきたせいで対応が遅れたと言っているとか、正直、ふざけてんじゃない!
という気分です。

あの当時、必死で事故の拡大を食い止めようと働いている人達を現場に置き去りにしたまま、トップはみんな雲隠れ。事故の隠ぺいに大忙しであったことは誰もが知っています。
報道も偏っていて、4つの原発が同時に大変なことになっているのに情報は一号機が出たら二号機の話は聞かれなくなり、四号機が水素爆発を起こしそうになったら他の号機はどうなっているのか解らない。
そんな様子がずっと続いていました。
データの活用も出来ず、連絡メールは消去される。
そして多くの人達は線量の高い方へと避難する。
大混乱の状況下で、事態の収束はしようとしたのでしょうけれど、結果として前代未聞の大惨事を引き起こした責任は絶対、紛れもなく、疑う余地なく東電にあります。
津波の対策が不十分であったのなら、何故、十分な対応が出来なかったのかその点から明らかにするべきなのです。

まずは事故を引き起こした責任を認める。
情報を隠さず公開し、批難もきっちり受けて賠償も行う。
そして改めて原発の廃炉作業を最後まで投げだすことなく行う。
事故を無かったことにはできないのですから、最低限それくらいの事はしてもらわなくては困るというものです。

勿論、これはあくまで最低限。
今回被害を受けた全ての人が震災前の幸せで平和な日々を取り戻すまで東電を許すことはできないのですから。
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