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東日本大震災復興祈願花火 第一回 全国煙火競演会 おまけの話

私は花火大会のスタッフではない一ファンに過ぎませんが今回の花火大会についてはいろいろあったようなのでちょっと裏話を。

今回の花火大会を企画したのは震災関連のお仕事をなさっている以外はごく普通の会社の社長さんであると聞いています。
お仕事の関連で震災の被災者と出会うことが多く、まだ立ち直れていない方が多いと感じたのだそうです。
何も解決していないという中で、大人が住んでいる子供達に何ができるかという時、子供達に笑顔や感動を与えられれるのだという姿を見せたい。
この一日だけは花火を見て、心を一つにして欲しい。
孤独な暮らしに耐えている方達に、元気を与えたい。
ここの花火を見る為にも生きていてほしい。
そういう風に伝えたい。
感動と笑顔を与えたい。
その思いに全国の花火師さん、会場の梁川の人達が共感して今回の花火大会が実現したのだそうです。
公的補助金なし。
実行委員会スタッフは21人の手弁当。
でも、真っ直ぐな熱意に動かされて、この見事なイベントが実現したのだと思います。

全国の花火師さんが集う花火というとその殆どが競技会になります。
でも今回は競演会。
競技ではなく、たくさんの人を楽しませるために、花火師さん達が楽しんで作って私達に贈ってくれたプレゼント。
そう思うと、思い出すだけで、とても幸せな気分になります。

3.11以降、辛くて苦しくていっそ終わりになればと思った事も少なくありません。
でも、生きていてよかったと。心から思えるそんな日に何度も出会うことが出来ました。
今回の花火大会も間違いなくその一つであろうと思います。

オープニングの主催者あいさつも、実行委員長さんは多分こういう人前で話すのに慣れないんだろうなというすらすらではないあいさつ。
でも、それだからこそ、とっても温かみのある大会でした。
シンボルマークは今回の大会に大きく協力してくれたという赤川花火大会のシンボルぶたさんと、飯館村の村長さん、かな?が言った
「がんばろうではなく「負けねえぞ! ふくしま」」の言葉が刻まれたステッカーシール。
終了後、花火に感動して寄付の代わりに買いました。
うちわは友人とおそろいで、

今まで花火は普通に見ていましたが、本当に感動する花火というのをこの目で見れたことを幸せに思います。
何度も言います。
芸術花火って凄い! 本気の花火師さんの花火って素晴らしい! 一瞬の感動は心できっと永遠になります。
花火師の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
これが第一回、となって来年もまた見られることを心から、願い、祈り、応援しています。

良ければ興味を持った方、YouTubeで花火の映像を何人かの方が上げていらっしゃいます。
ご覧になって下さい。

…赤川の花火大会行こうかな…。
…大曲の花火大会、申し込んでみようかな…。
あの感動をもう一度見られるなら有料席は絶対惜しくない。
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