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命を繋ぐという事

震災とは直接関係ないですけれど、やはりいろいろ考えさせられたので。
今日、小さな一人の命が何人もの人に希望を与えました。

6歳未満の脳死となった男の子から臓器移植がなされたという話です。
急な事故で幼いわが子を失うことになったご両親の苦しみを理解できるなどと言うつもりはありません。
さらにその子の臓器を提供するという決断をされたことに心から敬意を捧げます。

私が仕事で接している子達と同じくらい。
昨日まで元気だったこの子達が明日、命がなくなるなんて想像できないし、想像したくもありません。
だから、もし私に子供がいて、その子が同じ運命を辿ることになったら、きっと決断はできないと思います。

でも、その決断が何人もの人の命をきっと救い、これから難病と闘う人に希望を与えたのは事実です。
とても尊い行動だと私は尊敬します。

人の命というのは決して一人で完結しているのではなく、自分がここに生まれるまで繋いでくれた人達、今を共に生きている人達、そしてこれから生まれてくるたくさんの命と繋がっているのだ、というのは震災以降深く感じるようになったことの一つです。
この男の子の命は途切れてしまったけれど、未来はきっといくつもの命と共に繋がっていくのだと信じたいと思います。

この子の安らかな眠りと、移植を受けた方々の未来が明るいものとなることを心から願い、祈りたいと思います。
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