スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

歌の持つ力 花が咲く

私などが言うまでもなく、震災の時、歌に多くの人の心が励まされました。
歌に励まされるなんてキレイごとだと思っていたのですが、震災の命からがらが終ってからが私達の戦いでした。
その中辛いとき、くじけそうになった時、歌に心を励まして貰いました。
ガソリン不足でエアコンさえ付けられなかった時でも、CDだけは何度も聞いて、大好きな曲を何度も何度も聞きました。
避難所でエンドレスにかかっていたゴーオンジャーの曲。
友達が教えてくれたテレビで聞いたカントリーロード。
子供達と一緒に歌ったドラえもんや忍たま乱太郎。
SMAPの世界で一つだけの花、ジュピター、ロード、他にもいろいろ。
猪苗代湖ズの歌も福島県を代表してくれているようで、どれも何度も何度も、本当にCDが擦り切れるくらい聞きました。

基本、私はあんまりテレビを見ないので流行歌はあまり知らないので本当に巡り合った曲をヘビーローテーションすることが多いのですが、先日の全国煙火競演会で、ふと気になった曲がありました。
エンディングスターマインを飾った曲。
『花が咲く』
いろいろな声がして、なぜか心に響いてきた曲。
競演会が終わった後、調べてみました。
実はかなり有名な震災復興支援ソングだったらしいですね。
たくさんのアーティストが協力して一つの曲を歌ったもので、NHKではCMもかなり流れていたとか。
今更の浦島太郎ですが、先日、購入して聞きました。

…なんだか涙が出てきました。
この歌は旅立たれた方の思いを謳ったものであるという話はネットで見て聞いていました。
幸い私や身の回りで直接の犠牲者の方はいませんでしたが、津波で亡くなられた方の話などは知り合いや避難所の方から枚挙につきませんでした。
私達が知ることが出来るのは生き残った人の言葉だけ、亡くなられた人の思いは無念は決して知ることはできません。
でも、きっと多くの方は死後の世界があるのなら、そこで私達を思って見守って下さる。
そう思うことで、生きている人間は悲しみを乗り越えることが出来る。
それを伝えてくれているかのようでした。

この曲に込められた思いを、大事に大事に聞いていきたいと思います。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2012年06月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アーカイブ