ここは原発最前線の町

皆さんはどんなクリスマスを過ごされましたか？
私は友達と光のページェントを見て昨日は知人にクリスマスプレゼントを送ってのんびり過ごしました。

被災地にもクリスマスはきました。
各地の仮設住宅にたくさんのボランティアの方々がサンタクロースとしておいでくださり被災の子供たちを励ましてくれました。
南相馬にはＡＫＢ48が来たというニュースも。
そういう特別なもので無くてもお父サンタやお母サンタの優しさに今日子供たちの顔は輝いてました。

私達はたくさんの人に支えられてここまで戻って来れたのだと思います。

今度は私達が何か出来たらと思うクリスマスでした。

とりあえずは光のページェントのお裾分けとＡＫＢを。

ドコモダケ。

じゃなくってクリスマスです。
と、いっても私のメインは昨日で終わったっぽかったりして（＾＾；）
とりあえず、友人と見に行った仙台光のページェントの感想です。

仙台の光のページェントは今年、開催が危ぶまれていました。
海沿いの倉庫に保管されていた５５万個の電球が津波により全損。
でも、被災地から復興の光を、ということで寄付を募り、他県からも電球を借りたりして開催にこぎつけたという話は何度か、ここでもしました。
仙台の光のページェントが他の地区のイルミネーションと特に違うのは、定禅寺通りのケヤキ並木。
その一本一本に丁寧に電球を取り付けていくということ。
結果、昨日もアップしたとおり、まさに黄金のケヤキ並木と言われる美しい木の形をしたイルミネーションが完成するわけです。
昨日は６時まで仕事だったので、その後、雪のちらつく高速道路を走ること１時間３０分。
なんとか７時４５分くらいに定禅寺通りに着きました。
少し急いだのは８時にあるスターライトウインクと言われる再点灯を見る為。
いったん消された電球が一度にぱあっと点く様子は本当に幻想的な光景です。
道路は予想通り混んでいましたが、車の中からスターライトウインクを見ることが出来ました。

その後、近くの駐車場に車を入れて市役所前のメイン会場でシンボルツリーやいろんなイルミネーションを見ました。
シンボルツリーというのは高さ３０ｍのクリスマスツリー。
実は何本かのモミの木が合わさってのものですが、これも９時に再点灯があってそれを見ることが出来ました。
後はイルミネーションのドコモダケを見たり、露天で肉まきおにぎりなどを買って食べたりしながら定禅寺通りの黄金のケヤキ並木を通って北公園のイルミネーションを見て。
お土産にレーザーで掘ったクリスタルを買って。

無料でポストカードを作ってプレゼントしてくれるコーナーもあったりして、かなりの賑わいでした。

今年のクリスマス。
どうしても私はこの光景を見たかったのです。
大震災の後、いろんな恐怖が私達を襲いました。
でも、それを乗り越えて、友人とまたこうして笑いあえたこと、
光り輝く仙台を見れたことは本当に幸せなことだと思ったのです。

写真はたくさん撮ってきたので機会を見て少しずつアップします。

東北が、皆さんに少しでも「美しい」ところであると思って貰えますように

今仙台で一緒にページェントを見た友人を家まで送り届けてきたところです。
これから高速道路をかっ飛ばして帰ります。
レポートはのちほど。とっても素敵でした。
今日は取り急ぎ仙台からの贈り物のお裾分けを皆さんへ。

今日は天皇誕生日でお休み。
福島は家が軋むような凄い大風です。
クリスマスイブイブと言う方もいますが、私にとっては昨日の子供達とのクリスマス会がメインイベントで今日は犬の散歩以外はほとんど寝て曜日でした。
明日は仕事です。
ちょっとむなしい‥‥。

でも、一人でクリスマスイブを過ごすのはやっぱり寂しいので、明日は仕事が終わった後、高速道路をかっとばして仙台の友人の所に行って光のページェントを一緒に見る約束をしています。
この光のページェント。
前にもちょっと書きましたが、電球の殆どを震災の時、津波に持って行かれ今年は開催不可能かもしれないと言われていました。
でも、こんな時だからこそと寄付を募り、協力を仰ぎ、開催にこぎつけたんだそうです。
今年だから、ぜひ見ておきたい。
そう思うので行ってきます。

ひょっとしたら明日はブログをお休みするかも。
でも、その分２５日には光のページェントのレポートをしますね。

ここ最近、イブは友人と過ごしています。
今年もそれができることは嬉しいのですが‥‥ちょっと彼氏も欲しいかなあ（笑）

今日は幼稚園も小学校も今年最後の日。
私の勤める施設でもクリスマス会と誕生会を兼ねたパーティがありました。
地元のお店の手作りケーキにジュース。
クリスマスのお菓子袋。
プレゼントに職員劇。
ホールに子供達の歓声が響きました。
いろいろ悩んで選んだプレゼントもまずまず子供達に喜んで貰えた様子でホッと一安心。
大騒ぎで大忙しながらも楽しいパーティになったと思います。

年度当初から数えると数名が避難したり転校したりしました。
ですが逆に郡山から避難転入してきた子もいたりしてトータルで見ると子供の数は増えています。
震災があっても子供達の笑顔も、私達の生活も何も変わらない。
それは、どこか申し訳なく思いながらも嬉しいこと。

あの３月１１日を越えて、こうして子供達と笑いあえる事は幸せなことなのだと思います。

今年のプレゼントはみんなお揃い、ポケモンの笑顔いっぱいのキャラクターグッズ＆その他色々。
気に入ってもらえるか不安でしたけど、見た途端嬉しいことに子ども達の笑顔が溢れました。

「サンタさんがくれたの？」
「そう、宅急便で届いたんだよ」
「サンタさ〜ん、ありがと〜〜〜！」

天井に向けて大きく呼びかけ手を振ってくれた子供達の笑顔が、きっとサンタさんにとっても一番のプレゼントだと思うよ。