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冷温停止は安心?

今日にも第一原発の冷温停止が発表されるという話です。
冷温停止というのは放射性物質の放出がある程度止まる、もしくは管理抑制され、原子炉内の温度が100度以内になること、とされています。
原発事故からずっと、目標とされていたこの冷温停止。
でも、冷温停止して安心か、というと必ずしもそうではないようです。
まだ原子炉建屋にカバーがかかって放射性物質が飛ばないようになっているのは一号機のみ。
三号機近辺は中の様子もよく解らない状態であるといいます。
それで本当に冷温停止したと言えるのか。
そもそも専門家の方も多くが
「冷温停止は通常運転下においての安全な状態の事。今の福島第一原発の様子はそれには程遠い」
とも言っておりまだ、本当に安心できる状態とは程遠いと思います。
「もう大丈夫だ」「心配ない」と言いたい政府や東電の悪意が見えるようです。

「冷温停止だから安全だ。安心して」
そんなことをしなくても私達は、これ以上逃げたりしないし、東電や政府の言うことなんか信じません。
私達が信じるのは原子炉をなんとか安全にしようと頑張っている多くの人達の汗と努力。
福島で頑張ろうとする人々の思い。
福島を支えてくれる人々の優しさ。
それだけです。


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