蒼い氷の欠片

僕は何が出来るのだろう
僕は何を綴れるのだろう

ずっと、そう悩みながら
僕は僕の言葉を、紡ぐ

ほんの少しでも届けばいい
僕の思いが、響けばいい
そうしていつか
振り返ったその先に
僕の欠片があればいい

幸せを願うなら迷っちゃいけない
大切なものを守らなければいけない

愛から生まれた子どもたち
欠片を持った光たち

その為の絶望なら、苦しくなどないのだ
その為の未来なら、欲しくもないのだから

全ては愛の為に
この身を捧げよう

この思いは、全て等しい

夢を見る
その幸せを知っている

明日に恐怖し
一日に脅え
今日という日に絶望した日常

永遠に繰り返されるかと
そう感じていた、夏の夢


例えば、全て忘れても
決して忘れてはいけない

今の自分の、存在意義


さぁ、明日を楽しもう
願わくば、平穏で波瀾万丈な一日を

何も変わらない。
何も変わらない。
ちょっとくらいの変化じゃ、何も。

ほんのちょっとでしかない。
大したものではない。
わかっているんだ、ずっと。
わかっていたんだ、ずっと。

綺麗な何かを手にしたって。
私が持っても意味がない。
価値あるものは、価値ある方へ。
流れていくのが自然だろう。

分かってる、もう分かってる。
何をすればいいかなんてずっと知ってた。
知らないフリをしていただけ。

私はずっとここにいる。
私はずっと何処にもいない。

私は私でいられない。
そんなのずっと、知っていた。

忘れないでね、忘れてね。
私はずっと、私だった。

零れ落ちる夢
雨はやがて涙に

流してしまおう
全て、全て
記憶の隅の想い出すら

そうして、まっさらに



最期に残った一滴まで
忘れてしまえばいい

二度とは戻らぬ想いの先に
いつだって君がいる

愛し続けてあげよう
果てるまで
枯れるまで

君の声を奪うまで

二度とは戻らぬ君の為
それすら愛の形だと

あの子が××れば、幸せになれるのかしら、と。

何度も考えて。
そして徐々に狂っていく。

愛なんて言葉はいらない。
恋なんて言葉もいらない。

僕にはただ一つも残らない。

そんな空っぽな日々を。

貴方達の言葉が
時に重くって
私はどうしようもない闇に捕らわれる

何も分からない
何処にも行けない

私はどうすればいい？


誰か答えを教えて

進み続ける意味を、教えて

進みたくても進めない

もがくしかない渦の中


闇が渦巻くその中に
光は決して入れない


私は闇から抜けられない

私は光を見つけられない

泣くほど朝が辛くなる

君を思うほど痛くなる


思いは何処にも消せなくて
また心の重荷になる


君に早く出会っていれば

少しは何か違っていた？



出会わなければ良かったと
何度も何度も思っていた




私は私を傷付けて

深い闇へと落ちていく……