あの人への感情は、冬ととても近いのかもしれない。
もっと浅いけれど。
異性だし、深い仲ではないしね。
多分、冬としていたようなことが出来れば、私はそれで満足だ。
それを彼に望みたくはないけれど。
彼には、彼が欲する幸せを手に入れてほしい。
あの人で満足できないんじゃない。
あの人で満足してはいけないんだ。
出力は常に50%。
上部をなぞって、かき回して。
乱れた水面を見つめて笑う。
その中には絶対に手を入れないの。
とても、好き。
だからずっと、このままがいい。
叶わない。
愛してる。
愛してる。
いつか、×しに、行ってあげる。
きっともう二度と、遭うことはないのだろうけれど。
そう、想う。
繰り返し、繰り返し。
私はあの日を愛し続ける。
私はきっと、立ち止まった。
そうして進むことを、諦めたんだ。
人間爆弾についてちょっと調べてたら、とても落ち込んだ。
そんなもの調べてはいけなかったんだ……。
悪化した原因は、一点集中になってしまったからなんだろうなぁ。
分かってはいる。
だからもう少し、他のことがしたくて。
だけど上手く広げられていないから、こんなことになってしまった。
頑張るしかないんだ。
私の世界は、私にしか作れない。
ずっと持っていたもの。
失ってしまったもの。
手に入れるには、同じだけの年月がかかるのかな。
だとしたらやっぱり、一度壊さなければいけないんじゃないか、とも思う。
それで強くなる絆が、きっとそこにあるから。
作り直せなくても、それはそれでいいかな、と。
思ってしまうんだ。
私だけでなく。
それ以外を含めて。
全てが駄目になるなんてこと、ないんだ。
旅をしたい。
鈍行列車で、何処までも。
目的はご飯とか、それだけで。
ぼんやりと電車に乗って、時々話して。
ご飯食べながら、お土産とか見て。
それで帰るだけの、そんな旅。
失ってしまったものは、二度と帰らないと、知った時。
年を取ることに後悔と、一日が過ぎていく恐怖を感じた。
何かを見つけなければ。
でないと私は、彼を×してしまう。
その為に生きている。
それでは駄目なんだ。
ちょっと荒れている。
周知の事実。
時雨やポロメリアに、病院へ行けと言われた。
今のところ、行く気はないのだけど。
治そうという意思はある。
平穏な日々はいいものだと知っている。
だけど踏み出せないのは、今が壊れるのが怖いから。
通院して、折れてしまったら。
どう生きていけばいいか分からないから。
友人も大切だけど。
彼らのためには、しなければいけないことだと思うけど。
それで仕事失ってしまったら、という恐怖。
生活どうにかできるようにするまでは、非現実的だな、と。
そう、思ってる。
まぁ、大丈夫。
頑張れる。
ボーダーだという自覚はあるんだ。
まだ対策はできる。