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頭を冷やして冷静に

タイトルは自分に向けた言葉です。

ここしばらく、私はかなり焦ってイライラしていました。
いつまでこんな日が続くのかと進まない作業に苛立ちさえ感じていました。
でも、今日のニュースでやっていた作業員の方のメールの話を聞いて頭に水をかけられた気持ちでした。
死さえも覚悟をしなければならない本当の現場で働く方々の気持ちを解っているつもりでぜんぜん解っていなかった事。作業員の方々の辛さや苦しみは私などとは比べものにもならないという事を。

加えてそれを心配して待つことしかできない人達の思いを私は何も考えていなかったと、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

もしできるなら原発で命がけの作業を続ける東電の方々に、励ましの声を届けたいです。

私もたくさんの人に励まされて元気を貰いましたから。
ここに書いても届かないとは思いますが祈りを込めて。
あなた方を信じていると、どうかご無事でと。共に終息を喜び合える日を待っています。と。

私はもう作業の遅れに文句をいいません。
ただ祈り続けます。
皆さんの無事と終息を。

中断、中断、また中断

原発で命がけで働いておられる方の安全は確保しなければなりません。
それが絶対であることは解っています。
日々、放射能に怯えて生きている私達が誰より良く知っています。
ただ、それでも何かあるたびごとに中断、中断、また中断の続く作業状況を見るたびこれでいいのかと思うのは、早く事態に対処してほしいと願う一般市民の我が儘でしょうか。
作業が中断しても、作業員の方がそこを離れられるわけでは無いし、中断したから放射能量が落ち着くわけでもない。
だったら、可能な限り安全な装備をして一刻も早く適切な処置を進め、後々の被害は少なくなるように思ってしまうのは私だけでしょうか?
屋内退避エリアに昨日、自主避難の勧告が出されました。けれど逃げられる人は既に逃げています。
昨日も書いた通り、残っているのは逃げられない人達。
養鶏、酪農を営んでいる方、ご老人など。
逆に自主避難エリアの外の町には人が戻ってきました。
「どこに行っても同じ」
「目に見えない恐怖におびえるならせめて自分の町で」
今日も、ここにいられた。明日はどうなるだろう。怯えながら過ごす毎日が、今日もまた始まります。
願わくば一刻も早く、この恐怖から作業員の方を含む皆が脱出できますように。
外は昨日の夜の雪で真っ白です。
前はこの雪で雪うさぎ作ったなあ、などと思いながら触れなくなった雪を車から払ってまた今日も仕事に向かいます。

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