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八重の桜がくれたもの

昨日の更新は純粋に怠惰で、寝落ちしてたからでした。
こたつを買ってからというものついつい、少しのつもりで仮眠して結果、起きたのが朝近くということがたまにあります。
気を付けないと…。

話題としては少し遅いのですが、先週大河ドラマ「八重の桜」が終了しました。
大河ドラマの歴代視聴率ワースト3位とか4位なんて話がありますが、福島では平均視聴率23%
最終話も21%だったそうです。
いえ、正直、最下位でなくてラッキー、気分。

前半の会津戊辰戦争の派手さに比べて、後半はどうかなあと思ったのですが、かなり引き込まれる展開で私としては楽しみました。八重さん以外の人が目立ってること多かったですけど。
滅多に大河ドラマなんて見ない私ですし、ドラマそのものも好きではなかったのですがそれでも結構見たのは私が多分、福島県人だから。

新島八重という人は、もともとあんまり大河ドラマまでは有名な人ではなかったです。
私はああ、あの人かと思いましたが、それも多分、なんかのテレビでやっていたのを見たから。
その時には確か、かなり恰幅の良い女性が演じていらしたので最初美しい綾瀬さんが演じているのに違和感感じたりも。
でも、逆境で懸命に生きた会津の人達の思いを丁寧に描いて頂いたことは(パンチの利いた迫力のある歴史ロマンなどを求める人には不評だったかもしれませんが)私は福島の人間としてとても嬉しかったです。
多分にこの大河ドラマそのものが、福島支援の一環であったことは間違いないと思います。
大河ドラマの力はいろいろ言われていますが決して小さくはありません。
っていうか、とっても大きいです。

八重効果で会津のに観光客も増えたし、八重たんを始めとする八重関連商品も山ほど。
それらは、間違いなく福島にいい影響を与えてくれました。
大河ドラマは間違いなく福島に「きっかけ」を与えてくれました。
福島を知るきっかけ、考えるきっかけを。
それを、これからどう生かしていくかが八重さんが私達に遺した課題なのかもしれません。

最終回で忘れられないのは頼母様の
「何ぼ苦しい時でも懸命に生きようとする人の姿。
 笑おうとする人のけなげさ」
という言葉と空を切り裂く八重の心の鉄砲。

目に見える敵を撃っても何も変わらない。
本当に戦うべきはもっと他のもの。
戦う意思を持ちながらも本当の敵は何かを考え、見つめる目を。

そんなメッセージがあったのかな、と私は思いました。

皆さんはどう思いますか?
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