ここは原発最前線の町

私は、誓って仕事中、並びに勤務中にブログを書いたことはありません。

何を突然言い出すかとお思いかと思いますが、私の行動が何人かの方をご不快にさせた可能性があるので謝罪と説明です。
私は田村市で仕事をしていますが、職務上就業時間は不規則です。
早番だったり、遅番だったり、土曜日出勤だったり、平日に代休があったり。です。
だから、帰宅が遅くて寝落ちしてブログを更新できないことがあったりするので、時差出勤で遅く出る時は朝の家の仕事をしてから落ち着いた出勤前、最近ブログを更新していました。

しかし、落ち着いて考えてみるとその時間帯は８時〜９時頃になることが多く、時に１０時。
知らない方から見ると
「就業時間中にブログを更新している」
と思われても仕方ない状況でした。
この件に関しては絶対に仕事中にブログを書いたことは無いし、就業中に私用で携帯をいじることもほぼないと言えるのですが、誤解を招くことをしたことは明らかに私のミスであり、ご不快な思いを感じた方がいるであろうことを本当に申し訳なく思っています。
すみませんでした。
以後、このような事の無いように十分に注意したいと思います。


…震災直後から約３年間、福島や田村の震災関連の事を書き続けています。
その過程で私は個人の事も結構書いていますので、解る方にはもしかしたら私が誰であるか、特定可能かもしれません。
内容には（軽く書いているようでも）気をつけているつもりではありますが、このようなブログを書くことが職務上よくないこととされる可能性もあります。
だから、もし、そのような判断がなされたらブログを閉鎖することも常に視野には入れています。

でも、私がこのブログを始めた理由は、報道からも見放された被災地でも、その地で懸命に生きている人が今もいる事を知って貰いたかったからです。
そして、今も続けている理由もほぼ同じ。
福島以外の新聞や報道で放射能や原発の事などほぼ見かけなくなった今も、福島にはたくさんの人が生きているのだと、いろんなことを考えながら、福島の日常を生きているのだと普通の人間の立場で発信したかったからです。
無論、私個人の我がままですが…。

ですので、これからも許される限りはブログの更新は続けていきたいと思います。
ブログ終了の最初の目標は大熊町の皆さんが、故郷に暮らせるようになるまで。
福島が本当に元に戻るまで。
もし、できれば、お許し頂けるならそれまでお付き合い頂ければ幸いです。

私が使用している携帯は大震災前に買った二つ折り式タイプ。
所謂ガラケーです。
横開きが出来て、携帯の画像をより大きく見ることが出来るのがお気に入り。
震災当初、避難所で子供達にこれで、ゴウカイジャーを見せてあげた思い出もあります。
機能にもそれほど不満なく使用していたのですが３年目ともなるとあちらこちらが剥げたり壊れたり。
ついに液晶に小さな染みのようなものが出て来たので、本格的に買い替えを考える事にしました。
今日、相談に行きましたが買い替えの時、絶対に譲れない点としてスマートフォンにはしないということ。
つまりはガラケーで。
だって、アプリとかゲームとかあんまり必要ないし、あればやっちゃうし余計な課金の元になるのが目に見えてますから。
家に帰ればインターネット環境はちゃんとあるし、必要ならタブレットでも使えばいい。
携帯は電話にメール、最低のインターネット検索機能とアラーム関連があればいいんです。

auは最近１年ぶりに新機種が出たそうですが殆どがスマホで、フューチャーフォン。
所謂ガラケーは４種類のみ。
うち２つはお年寄り用の簡単フォンなので残り２種でした。
そのうち容量が多い方をチョイス。
３年前の色々と機能充実したそれとは違い、ガラケーの使いやすさを追求したタイプです。
でも大きさも軽さも結構気に入ってて、ほぼ決めてきました。

もともとガラケーというのは、日本独自のサービスや機能を持つ携帯のこと。
今でこそ一種の差別用語みたいになってますが、そんなに悪い言葉では無いように思います
ワンセグもおサイフケータイなど日本の携帯の機能は優れていますから。
スマホなどでグローバル化が進んでも、日本独自に発展してきた一種の文化は大事にされてしかるべきかと思うのです。
ストラップというのも日本独自のものらしいですしね。

３年間のデータを現在、SDカードに移動中。
メールもパソコンに転送してあれやこれややってから機種変更しようと思います。
この中には震災後に友達から貰った励ましのメールや、ブログにも上げたたくさんの写真が入っています。

震災を共に生き抜いた携帯とお別れするのも寂しい気がしますが…。
せめてその面影と思いは大切に…。