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目指すヴィジョン

私がブログを始めた時に目指した「ブログ終了」の日は「大熊町の人達が故郷に帰れた時」
でした。
しかし、昨年の12月10日に避難区域の再編が行われた時、大熊町の96%は6年間は帰還できない「帰還困難区域」となりました。たった4%の「居住制限区域」と「避難指示解除準備区域」の人が戻っても町を維持できないので昨年のうちに大熊町は「5年間帰還しない」ことを宣言しました。
期間の為の新しい街づくりヴィジョンの作成なども進められているようですが、その見通しははっきり言って不透明なのは確かです。
10月に復興庁が行った調査では「大熊町に戻らない」と回答した人が67%にものぼるのだとか。
1月には40%前後だったと言いますから、その数は今後増えると思います。
間もなく本格化する震災後3度目の冬。
福島きっての豪雪地帯、会津での先の見えない仮設住宅生活は人の心を折るのに十分なのかもしれません。

大熊町の復興は双葉郡と言われる浪江、双葉、大熊などを擁する地域の象徴になると、大熊町の町長さんは言っていると新聞に載っていました。
でも、その具体的な形はまだ見えていないようです。
先に出た土地の国有化の話もありますから。

待つ為にも、諦める為にもきっと未来へのヴィジョンが必要。
それを早く見せてあげて欲しいと思います。

6年後まで、その先まで、このブログやっていけるといいのですが…。

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