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大震災から1000日

東日本大震災から、昨日で1000日になるのだそうです。
と言っても何か式典があるわけでもありませんが、それだけの日が経ったのだなあと思うきっかけにはなります。
1000日。
震災から数日間。
原発のメルトダウンに怯えながら35km地点で働く日々。
本当に長く長く感じたあの日、あの時には明日が来ることさえ信じられませんでした。
あれから1000日経って、福島の何が変わったかなと思うと少なくとも私達の周りでは大きな変化はないような気がします。
ほぼ日常に戻った日々。
放射線量もあまり気にせず、自分達の畑で作ったものを食べたりしています。
子供達も寒かろうが外で遊んだりしてますし、風邪予防のマスクはしていても放射線を気にしてマスクをしている子はいません。
ガラスバッジを身に着け、放射能検査やモニタリングポストが日常になっているだけ。
その変化は本当は異常な事なのでしょうけれども、異常も周り全てが異常ならそれが正常、あるいは日常。
新しい日常と周りにある放射能を受け入れ、福島は生きているのだと思います。

震災から2年を経て、甲状腺ガンは多くなったと言われていますが、統計上他の白血病やその他の病気が多くなったという事実は無いそうです。
ボーダーは5年と言われています。
そこを過ぎても大きな健康に関する影響が見られなければ、福島は安全だと、胸を貼って言えるようになる、と。
県外避難した人もかなり戻ってきているそうです。
原発の廃炉問題や、避難区域の人々の補償と今後、その他まだまだ問題は山積みですけれども、それを乗り越えることはきっとできると信じたいと思います。

震災の日に生まれた女の子は病気もせずに元気に暮らしているという記事も。
彼女には誰よりも幸せになって欲しいですね。
この福島で。
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