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防災無線の意味

田村市には基本的に各家庭に一台、防災無線が用意されていて、震災の時も活躍してました。
基本的に、というのは最近できたアパートとかには無い家もあるから。
かくいう私の家にもありません。
まあ、外に出れば聞こえるのですが。

その防災無線は震災後ずっと環境放射能のモニタリング数値と、水の検査結果を最初の頃はほぼ毎日。
最初の頃は1時間おき。それが朝昼夜になって、震災後1年くらいからは週一回になって、ずっと放送してました。
でも、それがお正月からは放送しないという連絡が回ってきたのは今日の事。
理由はこの1年近く劇的な数値の変化がないし、水質も検出無しが続いているからだとか。
勿論、検査は続け、何か変化があれば知らせるという事です。

実際良くも悪くも変化が無かったこの一年。
毎日ドキドキしながら聞いていた震災直後と違って、今はもう流れるチャイムと同じくらいにしか感じなくなってますからもう潮時ではあるのでしょう。

防災無線というのは震災前は市からの行事を知らせるくらいにしか感じていませんでしたが、やっぱりいざという時には頼りになるのだと感じました。
津波の被害が大きかった地区などでは本当に防災無産に命を救われた方もいると聞いています。

災害を防ぐという意味とは違う形で効果を発揮した防災無線。
できれば「変化」などが起こらずこのままのんびりと行事予定や報告を知らせるくらいであって欲しいです。
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