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理解できる恐怖と思い

東京で、毎時2.7マイクロシーベルトと言う高い数値が検出されたと言うニュースが昨晩流れました。

現在の福島県内でも2.7というのはかなり高いレベルで、そこまでの数値が出ているところは、警戒区域と、計画的避難区域。
そして高めの数値が出ている中通りの雨どい下などくらいでしょうか?

何故、そこだけ、そこまで高くなったかは後の調査と、研究を俟つとしてもこのニュースは、放射能の問題は、福島や東北だけでは無く、東日本全ての危機となっているということを意味していると思います。


震災当時アメリカなど諸外国が自国の人達に避難を呼びかけたボーダーラインが80kmでした。

今回検出された場所は福島原発から200km。
ストロンチウムが検出されたと言う横浜は250km離れています。

放射性物質を本当に恐れるなら、西日本にまで避難しなくてはならないと思います。

いえ、正直な話、日本中のどこに逃げても放射能の影響が0ではもう生きられないのかもしれません。


だったら、あとはもう開き直るしかないのですよ!

毎日、放射能が自分を蝕んでいるかもしれないと言う、地獄の恐怖に怯えた震災直後。

あの日々が毎日続いていたら、身体より先に心が壊れます。
福島から東京に避難した人多数。

でも、東京も変わらない。

むしろ高いとしたら?

毎日、食べ物の測定数値が新聞に載り、健康調査や放射の数値の測定や除染が進められている福島の方が健康的に住めると言う可能性だってあります。

この半年で間違いなく解ったことは一度散らばった放射性物質は、どんなに努力しても0にはならないということ。

なら、今必要なのは、これから放射能とどう付き合っていくか。
ではないでしょうか?

今まで安心と思っていた町での恐怖。現地の方達のご心労はいかばかりかと思います。
それが一番解るのは福島県の人間です。
私達はこの震災でたくさんの人に助けられ、励まされてきました。

だから、今度は私達が手を差し伸べたい。
声をかけたいです。
放射能を恐れ、怯える方達に
「大丈夫だよ、怖がらないで。一緒に頑張ろう‥‥」
と。
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