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運動会という喜び

昨日は、常葉地区の小学校の運動会でした。

常葉地区には3つの小学校があるのですが、その全部が同日運動会だったようです。

写真はその中の一つ、常葉小学校の運動会。表土除去が終了したことで、校庭の空間線量は0.1台をキープしており、戸外での運動会となりました。

ちょっと風が強く、舞い散る埃が心配だった以外は天気にも恵まれ、良い運動会が行えたと思います。
保護者の一部は昨晩から場所取りをしていたとか?
毎日練習してきた成果を一生懸命見せて、また楽しんでやっていたようです。

通常でしたら田村市の小学校の運動会は春に行われます。
けれど、震災の関係で半年延期になったのです。

春の時点では、どんなに暑かろうと、マスクに長袖、外での活動も運動も殆ど行えない状態で、皆、放射能に怯えていました。

今は、見ての通り、殆どマスクなどをする人もいません。
子供達も半袖、半ズボンで土の上を走り回っています。

体操着の下にガラスバッジを着けていたり、午前中で競技を終えたりと完全に元通りと言うわけではありませんが、徐々に子供達にも当たり前の生活、当たり前の平和が戻ってきているようです。

ただ、これは本当に田村市をはじめとする、一部の地区の事。
運動会そのものが中止になった学校、体育館の中で開催した学校、競技を大幅に減らした学校は両手の指に足りません。

子供達の明るい笑い声を聞くにつけ、一生懸命な姿を見るにつけ、この当たり前な、でも価値ある輝きを守りたいと思わずにはいられませんでした。

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