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変わらぬフクシマ

まだ田村市の米の本調査は終わりません。
あと少しなのですが、でも現在の所は田村市の警戒区域、避難準備区域を除く全てのところで、セシウムはNDでした。
一番高い可能性のある常葉が出ないで済んだのでおそらく全市NDの結果が出るだろうと一応、ホッとしています。
まあ、もっとも心配する人は
「福島県の結果なんて信じられない」
と言うのでしょうけれど。

最近、朝、犬の散歩に家の近辺を歩く様になりました。

その時に見る風景はどこまでも広がるののどかな山並み、
広がる金の田んぼ。
小鳥の歌に足元を飛ぶバッタ。

豊かで美しい空の福島、そのままです。
半年前と一体、どこが何が変わったのでしょうか?

何も変わっていないと思います。


何度も思うのですが、浪江や大熊など、避難されている方々、これから避難を考えていらっしゃる方々に田村市に来て頂くことはできないのでしょうか?

農作業とかもできるし、故郷に少しでも近い所で今までと近い生活ができるのではないかと思うのですが。

この深い緑の山並みを見るたび、みんなで笑い合いたいとそんなことを考えてしまいます。
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