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アラベスク2年後

ワンピース本誌のネタバレをガッッッッツリ含んでおります寧ろ核心となっております。
ご注意あれ。










2年後よありがとう記念←
麦藁海賊の2年後だと…?これは描かなきゃダメだろう(キリッ)の勢いでアラベスクさん改めアルの2年後を妄想。



アラベスク・ルチル(シスター時フィガレット)

16→18

髪も伸びて少し女らしく、ただしくせ毛は健在のもよう。トロイのことで露出を好ましく思っていなかったがこの2年で克服。時間制限はあるが毒素のコントロールが可能になる。武器は身の丈ほどの鉄輪。普段は分解しており最大限の力を発揮すれば軍艦を軽く真っ二つに出来る。
職業はシスター。ただし対トロイ専門なのでこちらであまりシスターを名乗ることはない。父譲りで裁縫関係を得意とする。ちなみにセンスは母譲り。
"無効化のアラベスク"としてALIVE ONLYの懸賞首。賞金額は低い。


戦争が終わったあとのアラベスクは女ヶ島に残ってハンコックの下戦闘能力向上、またトロイの制御が出来るように修業開始。毒素が溜まってるから治ることはないけどチョッパーの薬無しでも誰かに触れない状態で消えないように、簡単に言うと発作を起こさないようになるといいです。ただし凄く体力と精神力使うから時間制限はあるけど。あと意図してトロイの毒素を人に感染せるようになれました。ただしアル自体トロイの蔓延を快く思わないから禁断の技扱い。感染った人間はアルの治療を受けないと治らない不治の病に。
フレアの力は今まで通り。ただしこちらも制御出来るようになり自分の分の分配を相手に渡せるようになる。
つまり、
◎(アル)・〇
◎1×2・〇1×2
◎1×1⇒〇1×2×2
ということに。うんややこしい←

ちなみに覇気は全く使えないが覇気の影響&悪魔の実の力はフレアの力で無効化出来るように。ただし意識して行うことになると思われる。



そんなこんなでアラベスクさん18才。これからも地味に生きていく彼女でした。

『天使の腰巾着』

(AB!/音無とゆり/1話)

夢主出てきません
以前ネタで書いた子です
続かないと思う多分きっと←









「天使といえばなんだけど、」


記憶がなくこちらに来たばかりの音無にこの世界こと、NPCのこと、また天使や存在するかしないか判らない神のことを説明してくれていたゆりが唐突に話を途切らせたことに、音無は首を傾げた。今まで判らない部分が有りながらも堂々と自分の意見、経験を述べていたゆりにしては珍しく、その顔には困惑のようなものが浮かんでいる。天使の凶暴性を嫌でも理解してしまっていた音無もそれを見て思わず真剣な表情になった。
若干もなにも確実に天使に対してトラウマ気味になっていた音無は、なかなか口を開かないゆりに戸惑い緊張からか無意識にゴクリと唾を飲み込む。とんでもないことだったら一生――既に死んでるけど――関わらないようにしよう。絶対。ファーストインパクトは効果適面だったらしい。


「なんだ、なんなんだ。まさか天使を怒らせると死ぬよりも恐ろしい――っていうか死んでるけど、肉体的精神的大ダメージを受けるのか?それとも追い詰められた天使は爆発するのか?」
「は?何そのファンタジーちっくな設定。そんなベタな機能があったらうちのメンバーの半分はとっくに自主成仏してるわよ」
「いや、この世界とか天使のハンドソニックとか完全にファンタジーだろ」
「少なくともうちの戦線は現実的よ」
「学生が銃ぶっ放す現実があってたまるか!」


あと身の丈ほどの矛も忘れてはいけないがそれは置いておく。
失敬なと腕を組むゆりには悪いが、これが死んだあとでなければ完全にごめん被るところだ。記憶があったころの自分が戦争オタクだった場合別だろうが、残念ながら今の音無はそんな自分を想像したくなかった。


「で?だったら天使がなんなんだ」
「…話が反れたわ。天使が生徒会長だってことは言ったわよね」
「ああ」
「ちなみにだけど生徒会役員も勿論いるわよ」
「え!?ま、まさかそれは天使みたいな…」
「残念ながら手を出しちゃダメ。ちょっと口煩いNPCってだけなんだから」
「あっそ…問題ないんだな」
「問題というか…話そうとしてたのは腰巾着の話」
「は、はあ?腰巾着?」


なんだその大変不名誉な代名詞を付けられた存在は。
予想外のことに、深刻な顔をしていた音無の表情は完全に崩れた。何よその顔は、とゆりは睨むものの彼女も大きく溜め息をつく。


「まあ、注意するほどのものでもないわよ。天使も学生で、彼女には友達がいるって話で」
「その友達が腰巾着?…なんか嫌な響きだな」
「金魚の糞よりマシじゃない。ただその子、ちょっと変なのよね」
「(金魚の糞って…)ただのNPCじゃないのか?」


天使に友達。残念ながら想像は出来なかったが、生徒会長の友達というだけあってその腰巾着とやらもこの世界で普通の学校生活を送っているのだろうとあたりをつけていた音無は首を傾げる。
学校生活を送れば消える。つまりNPCになる。そう話していたのはゆりだったはずだ。


「NPC…だと思うんだけどね」
「今何か言ったか?」
「いや別に。とにかくその子に攻撃されたことはないものの天使と共に行動するだけあってこちらも注意はしているのよ」
「…まあ、大体把握できた」
「そう、ならいいわ。目下気をつけるべきなのは天使と消えないこと。それからおまけ程度に腰巾着ね」


それくらい覚えておくといいわ。
そう締め括ったゆりは空になったKEY珈琲の缶を手に屋上から去ってゆく。その後ろ姿を眺めていた音無は、校庭で部活動に励む生徒――この場合NPCを見ながら溜め息をついた。

面倒な世界に来てしまったものだ、と。






AB再放送記念に以前書いたネタ設定にて。
天使にくっついてる=友達?=腰巾着ということで天使ちゃんの腰巾着扱いされるNPCではない子と音無くんの話になりそうなようなまあ続くかもわからない話です。腰巾着は出てきてないけど。また書くかもわからないけど。
しかし再放送流石。音無くん音無くん言ってたら書いてました。再熱ってこのことかしら←



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