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真実は一つじゃない

以前も話題にした「美味しんぼ 福島の真実 編」がやっぱりそうとうキナ臭くなっているようです。
というか、もうキナ臭いのを通り越して炎上してますね。
福島に来た山岡と海原が鼻血を出したという描写があった、と。
被ばくと関連付けることはできないと書いてあったと聞きますが、そういう描写をしたことは
「福島に住むと、行くと、身体に悪影響が出る」とそう思っているという事なのではないかとやっぱり勘ぐられますよね。
実は、今日パソコンで情報を知って、近くのコンビニに本を買いに行ったのですが売って無くて、私はまだ読んでません。
なので、今日の所はまだ「読んだ感想」は差し控えさせて頂きます。

ただ
「福島県民に鼻血を出す人が増えている」
という風に思われると心外ですね。
少なくとも私の周辺でそう言う話を聞いたことは無いですし、私が知る子供達も鼻血を「頻繁に」出す子は殆どいません。
100人子供がいれば色々な理由で一カ月に1〜2回くらいは誰かが鼻血を出したりするものです。
ぶつかったとか、興奮したとか、鼻の粘膜が弱いとか。
でも、私の主観では震災後その割合が増えたとかいう事はありません。
知らない所、言わない所で増えている可能性が無いわけでもないですが、もしそんなに頻繁に鼻血が出るようならお医者さんに行くのが先だと思います。

いつも思うのですが福島原発の事故において一番問題なのは
鼻血が出た=被ばくの影響だ、体調が悪くなった=被ばくの影響だ。
身体がだるい=被ばくの影響、肥満が増えた=被ばくの影響
ガンが発見された=被ばくの影響
と何でもかんでも放射能のせいにしてそこで思考停止してしまうことなのではないかと思うのです。
福島原発の事故が無くても人はガンになったりするし、鼻血は出るし、体調が悪くなったり身体が悪くなったりします。それは疲労だったり、ストレスその他色々な理由があってのことでしょう。
ですが、それも考えずに何もかにも全部被ばくの影響にしていたら、結局本当の原因に気付けず取り返しのつかない事になるかもしれませんよ。

放射能の影響は解らない事が多いから心配な人は福島に来ないでも、福島のものを食べないでも別にかまいません。
それはその人にとっての「真実」ですから別に怨みにも思いません。

でも「真実」は一つではないんです。
それぞれの立場があって思いがあって、そして真実がある。
「福島の真実」とタイトルを打つ以上、一方向の人からの偏った意見で語らずにその辺をもう少し考えて欲しいもんだと思うのでした。

明日、TUTAYAに寄ってスピリッツ探してみようと思います。
売ってるかなあ?

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