話題としてはちょっと遅いのですが2014年度の福島県の予算案が発表になってました。
1兆7145億円。
そのうちの半分の8700億円強が震災・原発事故対策予算。
さらにそのうちの4分の1 2000億が除染対策として使用されるのだそうです。
…こういうのを見ていると、思っちゃうんですよねえ。
もし、震災が無ければ、原発事故が起きなければ、その分福島県はどんな風に発展できていたんだろう。
震災で亡くなった人が今でも生きていて、震災対策に使う分の予算を、地域の活性化とかもっと別の方に使えていたら…きっと今よりもっといい福島になっていたんじゃないかなあって。
はい、言っても仕方ないればたらの極致であることは解ってます。
何を言っても時は戻らないし、失われたものも帰らない。
だから、前を向いて進んでいくしかない事も。
でも、個人的に2000億という除染金額の多さを見ると他に使えないものなのかな、と思わずにはいられません。
高線量地区はともかく、田村レベルだと特に。
でも、除染は心の為にはやっぱり必要だと思うし…難しい話です。
LOTO6が当たったとしても2000億という金額は私達一般人には縁遠い話ですが、福島の為に有効活用して欲しいと心から思います。
手抜き除染する大手ゼネコンとかにマージン取られまくられたりすることのないように。