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東北でしか見られないCATS

昨日は東北道は帰省ラッシュで大渋滞。
なので仙台からの帰りは下を通ってのんびり戻ってきました。
途中仮眠したりしながらなので遅くなってしまいましたが突発CATSは満喫してきました。
場所は東京エレクトロンホール仙台。
普通の劇場の中にCATSの舞台を組み込むシアターインシアターという方式で専用劇場でないところではCATSを上演しています。
まあ、常設劇場に比べるといろいろ不便なところも多いのですが、お手軽にCATSを楽しめるようになったというのはやはりいいことですよね。
CATSと言えばごゴミ捨て場で繰り広げられる猫の世界を描いた作品。
そのゴミは猫の目から見たサイズで作られていて迫力満点です。
ご当地ゴミもあったりして、前の公演地広島ではもみじまんじゅうが、今回の仙台では萩の月とかがあったりします。
あとはむすび丸とか楽天のキャップとかも。
萩の月はいくつもあって、食べかけのもありました。
そういうのを探すのも楽しいですよ。

ミュージカルの内容は有名なので割愛。
個人的には何十回も見ているとベストCATSがいるので、今回は若手中心のカンパニーだなとちょっと生暖かい印象。
でも、生きる元気と勇気を貰える作品だと思います。
舞台が終わり、最後のカーテンコールの前に、ふと猫たちが立ち止まってこっちを向きました。
そしてリーダー猫のマンカストラップがなんと挨拶をしたのです。
「震災から2年、未だ苦しく険しい道を歩まれている方も多くいらっしゃると伺っております。この場をお借りしまして、被災されたすべての皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます」
次いでグリザベラが
「『キャッツ』は“再生と復活の物語”です。この舞台の感動を通して、皆さまの心に「明日への希望」を灯すことができましたら、これほどの幸せはありません」
「出演者一同、一回一回の舞台を誠心誠意、務めてまいります。今後とも、劇団四季の活動にご支援くださいますよう、お願い申し上げます」
CATSでは猫が舞台挨拶をすることってあんまり多くありません。
だから、ちょっとびっくりしました。
でも少し嬉しくなりました。


実は開演前にも他所の劇場ではないくらい繰り返し、地震が起きた時の注意が流れてたりしてまして、もし震災と同時刻ここで地震があったら大変だろうなあとは思いました。
CATSの舞台ってそう言う意味ではすごく危険ですから。
でも、それでも仙台に来てくれたこと。そうして東北を思ってくれていることがやっぱりすごくうれしかったです。
このカーテンコール4月の開幕からとりあえず今までは毎日言っているらしいです。
ある意味仙台でしか見れないCATSですよね。
少しチケット獲りでは出遅れましたが、仙台ではけっこう当日券も取れるのでこれから何度か行ってみるつもりです。
劇場内の写真撮影は禁止なのでロビーに飾ってあったCATSこけしを。
本物そっくりのメイクで楽しいです。
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