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真夜中の電話

 夕方から降った雨がやっと止んだと思ったら、今度は地震みたいな縦揺れがあったのだが、窓を開けたらものすごい風!もう『となりのトトロ』のマックロクロスケみたいに、ドァーーッという具合(笑)怖いよ、怖すぎるよ。


 私が夜中に起きていることを知っている人たちは、突然私のところに電話やメールをしてくることがある。さっきも電話があったばかりである。
 その人は昔、仕事でお世話になった映画関係者の男性。最近、寝付きが悪くて熟睡出来ないそうなのだ。もしや自分も心の病にでもなってしまったのかと思い始め、意を決して心療内科へ。すると男性更年期障害だと言われて凹んだそう。その凹み具合が尋常ではなく、急に病人みたいになってしまったのである(笑)
 「全然深刻になる必要なんてないですよ。永遠に続くわけじゃないんですから!」って励ましたら元気になった。その方は絵に描いたようなスポーツマンで、親分肌なのでいろんな人から信頼が厚い。そんな人がこんなに弱気になるなんて不思議に思えてならなかった。
 眠れないときは無理して寝ようとしないで、本を読んだりDVDを観たりして自分のリラックスする時間にするといいんですよ、って勧めたら彼は「やってみる。寝ないで起きてるよ」と元気な声に変わった。

 しかし、真夜中のお喋りってみんな哲学者になりますな。自分の経験と照らし合わせ、ああでもないこうでもないと話を広げ、それまで考えもしなかった意外な方向へと移っていく。そういう話が出来るようになったのも、この一年ぐらいであろうか。本当は渋い場末のショット・バーでグラスを傾けながら、誰かととことん語り合いたい(笑)
 昔付き合っていた男性に、そんな風に哲学のようなことをたくさん話してくれた人がいたけれど、あの時は話を聞くのが精一杯だった。当時は若すぎて知らなかった事があまりにも多すぎた。同時に、自分の視野の狭さときたら…情けない有り様だった(笑)若いときはみんなそうかもしれない。今はそうもいかないよね。大人になって良かったことは、そんな会話が出来るようになってきたことかもしれない。人生を思うとき、誰もが哲学者になれるから。


昨夜観た作品は『ディパーテッド』
 ボストン南部。貧困と犯罪が渦巻いているスラムで二人の男が育った。ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は犯罪者の一族に生まれ、自分は別の生き方をしたいと警察官に。コリン・サリバン(マット・デイモン)は地元を仕切るマフィアのボスのコステロ(ジャック・ニコルソン)に可愛がられながら、彼も警察官に。実は彼は、コステロの身を守るためだった。同じ警察学校で学びながら、お互いの存在を知らぬまま、ある捜査にあたる。
 全編に渡り汚い会話だらけでした。字幕は綺麗に解釈されてましたけれどね(笑)J・ニコルソンの顔の怖さもさることながら、言うことも恐ろしいのですよ。思い出したらうなされそうです。レオの短い髪を撫でてみたいとか、マットのお腹はどうなってるか確かめたいとか、どうでもいいことばかり考えちゃいました(笑)もちろん作品は面白かったですよ
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メアリさんのプロフィール
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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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