HERE TODAY DIARY Season2

　さっき、二階から階段を降りるとき、グラグラ揺れたので地震かなと思ったら風だった。窓を開けたら突風が入ってきて転びそうになった。春が来たって感じがする。

　昨日の続きになっちゃうけど、海外ドラマで楽しみなのが『ダウントン・アビー』と『ワンス・アポン・ア・タイム』も好きである。
　『ダウントン・アビー』はイギリス貴族の暮らしや使用人の人間模様を描いている。格式が漂うお邸と絢爛豪華な美術と衣装にはため息が出てしまう。さすがはわが心のイギリス！

　『ワンス・アポン・ア・タイム』は呪いによっておとぎ話のキャラクターが現代に現れ、物語の世界を行ったり来たりする。私にしては珍しくファンタジーものだ。白雪姫と王子様役の二人がシーズン１の終わりごろから実際に夫婦になったことで、ドラマの中でも仲睦まじい雰囲気に。この間までやっていたシーズン３では実際に妊娠中でドラマでも妊婦の白雪姫。もはやシーズン１の可愛らしい面影は薄れ、貫禄いっぱい(笑)。
　白雪姫が憎い悪い女王レジーナにより、運命を狂わされた物語のキャラクターは、様々な冒険と立ち向かい、レジーナも白雪姫とは和解したのだが、彼女だけ幸せにはなれない。それだけ周囲を不幸にした代償、自業自得ということなのだろうが、レジーナがあまりにも可哀想でならない。こういう人、いるよね。
　来週からNHKBSプレミアムでシーズン４が始まる。私はやっぱりレジーナの運命が気になるね。楽しみ！





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　春だからなのか、精神的に弱りまくり、体もイマイチ調子が悪い。まあ体調は良い日がほとんどない私にはずっとしんどいままなのだが、どうも例年よりも元気が湧いてこないのである。たぶん外で人と会ったり、光合成してないせいだろう(笑)。誰だって私みたいな生活をしていたらそうなっちゃうはずだ。

　暗いニュースが続き、世の中は弱者切り捨ての社会がますます強くなり、ガッカリすることの方が増える一方。そんな時は映画やドラマを観て現実逃避するのも良い薬。
　私は映画だけでなく、海外ドラマを観るのが日課なのだが、長年観ている『SEX AND THE CITY(以下SATC)』はCSのFOX classicsで繰り返し全シーズンが放送されて楽しめる。『SATC』は言わずと知れたマンハッタンの大人の女性たちが恋や友情を繰り広げるドラマ。毎回ファッションも必見で、私は何度同じ服を探し求めたか！(笑)キャリー、サマンサ、弁護士のミランダ、ギャラリーに勤めるシャーロットが繰り広げる会話が毎回楽しい。

　私はPR会社社長のサマンサのファン。彼女は姐御肌で台詞もスカッとしていて格好いい。
　シーズン４で恋愛コラムニストのキャリーが恋人エイダンにプロポーズされるエピソードの回は粋だった。キャリーが偶然、エイダンの鞄の中から婚約指輪を見つけたのだが、吐き気をもよおすほど趣味の悪いデザインだったため、三人に報告するキャリー。
サマンサ「Worng ring, wrong guy.(指輪が違うと思うならその彼も間違いなのよ)」
　キャリーが普通に結婚してしまったら、今までのように遊べなくなるからつまらないから、そういうサマンサ。
しかし、実際にエイダンがプロポーズしてきたときの指輪は、別のものだった。しかもとっても可愛い指輪！サマンサとバーで待ち合わせし「婚約したの！しかも、指輪とっても可愛いの！」とはしゃぐキャリーに
サマンサ「I've seen that.(その指輪見たことあるわ)」 
キャリー「What?!」
サマンサ「Well, somebody has to help that poor guy.(誰かがあの可哀想な彼を助けてあげないとね)(笑)」 
 実は可愛い指輪はサマンサの入れ知恵ったのだ。
キャリー「So now you want me to get married?(じゃあ今では私に結婚してほしいってわけ？)」
サマンサ「If you really want to ruin our life,at least I want to see a nice piece of jewelry.(もし本当に私たちの友情から離れていくっていうなら、せめて私は美しい宝石を見ていたいもの)」ウインクするサマンサ(笑)。
　結局キャリーはエイダンとは別れてしまう。キャリーは人に合わせるのが苦手で、浪費家なので恋に落ちてもなかなか長続きしない。最後の最後に紆余曲折を経て、腐れ縁の富豪ビッグと結婚するのだが、それまでが大変だった。
「別れた相手を忘れるには付き合っていた期間の半分の時間が必要よ」という名台詞も沁みる。

　サマンサはシリーズの終盤で乳ガンに侵されるが、抗がん剤で髪が抜け落ちるようになり、髪を一気にバリカンで切り落とす。それを見て一回り以上年下の恋人スミスも坊主頭に。この時のサマンサはいつにも増して美しく強くて格好いい。私の憧れの人。

　





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　相変わらず寝てばっかりの私。寝る前に観た『生さだ』の余韻でか、寝起きに感極まり涙が出た。箭内さんが「(被災者を)そっとしとくのも大事」という話をしてて、そういう考え方もいいもんかもしれないと思った。もちろん関心はなくしちゃダメだけど。
　五年経って、新しい段階に入ってる。被災地から発信していくということ。支援を生かして自力で立ち上がること。新たな支援と絆を結ぶこと。とにかく新しいことに取り掛かるしかないなあ。私はいったい何が出来るだろうか。

…頭が痛くて上手く書けないや。『ウタフクヤマ』が終わったら寝よう。しかし、『生さだ』といい深夜にはいい番組が続いてるなあ。






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　風邪が良くなりつつあり、庭を散歩したいくらいだったが、夕方に起きてしまい寒くて断念している。

　北海道新幹線が開通して北海道と本州が近くなって、一度は乗ってみたくなってきた。福島には止まらないので仙台経由で行っても、新白河から函館までは三時間半で行けるという。ちなみに飛行機では福島空港から新千歳空港までは一時間ちょっと。どっちがいいか考えると札幌に近い飛行機の方がいいように思うけどどうなんだろうか。
　北海道には十年ぐらい行っていないが、本州と比べて重力が軽いと思ったのは私だけだろうか(笑)。手足を動かすのにあんなに楽だと思ったことは無かったなあ。気のせいかな(笑)。
　もし奇跡が起きて体調が良くなったら北海道へ旅行したい。『北の国から』マニアとしては富良野も行ってみたい。でも歩くのは大変だから車椅子介助つきでないと旅行は無理になった。ああ、出来ることなら二十年前に戻りたい！

    




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皆さんに良い事が起きますように

　昨日は一日中寝て過ごした。そのおかげか今日は頭がすっきり。油断して外出したらまた熱を出しそうなのでやめた。
　今日も寒い。昨夜はうっすらと雪が積もって、朝も霜で真っ白だったようだ。

　先日の雪うさぎの他にも福島はお天気のことわざがたくさんある。私の地元では「那須山にべったり雲がついたら風が強くなる」というのがある。那須連邦の裾にある白河地方は冷たい風が那須から吹き付けられる。冬が近づくと那須山を見上げて、雪の季節に気づき、まもなくこちらにも降ってくるのがわかる。那須山の雪がてっぺんだけ残ってたら、いよいよ初夏の兆し。うちの両親も毎日のように山を見て季節の移ろいを確認し、農作業に取り入れて精を出していた。
　他にも「磐梯山が雲の上に頂上だけ見せているときは雨」、「西の山の雲が切れると晴れになる」、「吾妻山に横雲がかかると明日は雨になる」、「(浜通りのことわざで)郭公山に雲がかかったら雨が降る前触れだから洗濯物をおっこめろ(仕舞え)」なんてのがある。

　わが家では「月の近くに星があったら誰かの訃報がある。大きな星は親類、小さな星は他人」略して『近星(ちかぼし)』とか、「カラスの鳴き声がいつもと違うと訃報がある」なんて嫌なのがある。これはぴったり当たるから侮れない。

　古からのことわざには現在に残っただけあって、ハズレはない。そういう地域の言い伝えはずっと伝えていかねばならない。長い長い年月の暮らしの知恵だから。




   



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