ここは原発最前線の町

土曜日は夜から「ふくしまミュージック花火　２０１５」を見に行ったのは以前書いたとおりですが、午前中は宮城の道の駅巡りをしていました。
２時に宮城の友人と待ち合わせ。
一緒に花火を見て終わったら送っていく約束なので宮城と福島を２往復はしなくてはなりません。
だったら東北観光フリーパス使った方がお得だよね。
それならついでに宮城の道の駅まわっちゃえ！
という考えでして。

９時に宮城道の駅一番の七ケ宿のスタンプを押して、次は村田ＩＣ近くの道の駅村田。
その後は上品の郷に行き、津山、南三陸町を経由して大谷海岸、林林館まで行って戻ってくる予定でした。
宮城も今までそんなに回ったことが無かったので、あこがれの石巻の漫画記念館などにも行ってみたかったのですが、今回は見送り。
でも次に備えて確認はしてきました。
東北道と三陸道と三陸縦貫道を駆使して１１時半に南三陸町に着きました。
そこは、まだ本当に津波の爪痕が本当に色濃く残る震災の被災地でした。
震災遺構が検討されているという防災対策庁舎も見て、手を合わせてきました。
流石に写真は撮る気にはなれませんでしたが。

でも、その途中で寄った南三陸さんさん商店街は、とっても元気な所でした。
入り口には大きなモアイ像が立っていて、プレハブの仮設店舗ではちょうど昼時だったこともあり、美味しそうな匂いがあちらこちらから。
何か食べたいな、と思って回っているうちに、きらきら丼というのに目が引かれてしまいました。
大好物であるうにが山盛りの丼。
海鮮丼も捨てがたかったのですが、ついふらふらと志のやさんに入り、さんさん丼をお願いしてしまいました。
うにがたっぷり１００ｇ乗っているというこのさんさん丼は夏の間の期間限定で始まって間もないという事。
暫し待って食べたうに丼。
まずうにを一口
「塩で食べて味わって」
とおっしゃっていました。
食べてみると
「甘い！！！」
本当にトロッととろけるようで、何より甘いのです。
お菓子の甘さと違う、なんと言っていいのかスーパーのパックうにが食べられなくなる甘さ。
醤油をかけるのがもったいないくらいで、かけなくても十分美味しいのですがかけてもまたおいしい。
付け合わせのひじきの煮物と合わせて、あっという間に食べてしまいました。
２５００円と、昼ごはんにしては高いのですが、でもそれだけの価値はあると思いました。
あれの為にだけ、もう一度あそこに行ってもいいと思うくらい。
今度は時間をかけてゆっくり行ってみたいです。

…まあ、その後大谷海岸の道の駅スタンプはなんとか押せたものの、色々あって友人との待ち合わせにたっぷり遅れてしまったことは反省事項です。
宮城の広さを舐めてました。
ごめんなさい。

モアイ像に懺悔。