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武田氏講演会 質疑応答 その2

5、現在県民健康調査などで、他の病気が増加していると出ているが
(高血圧が南相馬市や飯館村で0.1%から0.9%になっている。南相馬市でも心疾患などが増えているという)健康面についてどう思うか?
 現在郡山市のガラスバッジによる計測によると年間被ばく量は0.6ミリシーベルト。1食あたりの内部被ばくは0.4ベクレルと低いが影響はあるのだろうか?

心疾患などはベラルーシなどでも広い範囲で報告されている。
これは半減期8日のヨウ素によると思われる病気が長く発生した。ヨウ素の影響が無くなってから移住した子供にも表れた。
これは放射線に対する我々の医学が遅れているということである。
だから可能性は十分にあると思う。だから注意が必要である。
加えて0.6ミリシーベルトという先の結果も含めて福島の公式発表は間違っていると思う。ホールボディーカウンターの結果は当てにならないし、そういう研究をしている人も御用学者。
そういう人と子供の健康を相談することはできない。

6、ブログにて武田先生は福島に住むことはできない。福島で祭りをしてはいけない。福島に人を呼ぶのは傷害罪だなどと言われていた。
またテレビで福島の食材を食べると健康を害するという発言もされていた。
武田先生から見て福島市、郡山市を含む東北を私達が子供達と住んで行って大丈夫だと思われる土地だろうか?
そしてこれから私達が故郷で暮らしていく為にどうしたらよいかご意見を頂きたい。

私は今の福島は被ばく量を減らすように全体的に行動しなければならないと思う。
したがって福島で行事をしたり、福島の農作物を食べたりする必要は無いと思う。
その補償は、農業をやっている人達などには申し訳ないがお金の形でするしかない。
一応の判断は2015年である。これはチェルノブイリの例を見ても4〜5年経たないとどうしても影響が解らないからだ。
良い場合には福島からは殆ど病人は出ない。悪い場合には10万人規模と言われている。
あまりにも範囲が広すぎて今は判断できない。無理矢理判断するのも適切ではない。
解っていない事を解っているように言ってはいけないので今はできるだけ被ばく量を減らすようにした方が良いということしか専門家として言えない。
2015年になって甲状腺ガンが少ない可能性もある。それは日本人は海藻を食べるのでヨウ素の蓄積量が多いというデータもある。そして最初に言ったような可能性もあり、先ほどのような疾病も報告されている。
人口の現象についても推移を見ないといけない。
だから2015年を一つの目途として2015年までは我慢して下さいと言いたい。
これは仕方がない。
勿論希望は自由に行事もやり、自由にやりたいということは人間だから生活として必要だがここで無用な被ばくをして一か八かになる。子供を危険にさらしすよりは、今できる限りの事はやって2015年になって幸い患者の数が少なければそれを元に福島に快適に過ごせるように街づくりの方法や除染の方法などをして、前と同じように福島に何の心配も無く過ごせるようにしなければならない。
それは放射線の影響と人体への潜伏期間によるものであるから今は決められない。
だから今はとにかく被ばく量を減らし体力をつけて様子を見る。
なので今、私は福島で行事をしたり福島の農作物を出荷することには反対です。
日本には国力がある。300兆円の国力があるのだからこういう時にこそ使うべきだ。
貯金をするのは家族が病気をした時などに使う為であろう。
なのに殆ど一銭も使っていない状況であるのに金を稼ぐために行事をするのは本末転倒である。
家族の病気にお金を使うべきだという毅然とした態度で今は様子を見るべきだろう。
2015年まであと二年半。そこで一つの判断ができるだろう。
あるいは福島の中で線引きができるかもしれない。浜通りは大丈夫などの線引きができるようになるだろう。そうして現実的な線引きをしていくべきだと思う。


ちなみに主催者による「郡山市」協賛について
「郡山市は講演会やイベントの協賛について申し込みがあれば、よほどの問題が無い場合は受理をするのが基本である。故に武田氏の講演会であるからと言って拒否する理由は無かったのだろう。協賛についていろいろと問題があったらしいことは聞いているので、協賛を申し込んだことは反省している。協賛などを求めずに独自でやるべきだった。ちなみに今回郡山市の来賓は来ていないが市の職員は、私服で何人か来ているということだ」
だそうです。


細かい感想や思ったことについては後日改めて。
とりあえず勘定抜きの大雑把な報告書きおこしでした。


武田氏 講演会 質疑応答について 1

最初の人はとにかく支離滅裂で言いたいことを言うだけでちゃんとした質問になってなかったので割愛。
5分以上もくっちゃべられて凄い迷惑。

2、言論統制などはあるだろうか?

発言が制限される可能性があるだろう。
国民の指導者が本当のことを言うのは国民の為にならないという古い考えを持っている。
もっと民主主義を信じて正しいことを伝える意識を持ってもらわないとならない。
(何を言っても危ない自分のような者もいるが)
正直に思う事を伝えられる環境が民主主義を一番発展させることだろう。

3、中学生の子供がいて日によって高い線量が出ていると学校から連絡があった。
今、原発からはどの程度の放射線がでていてマスクなしで生活しても大丈夫なのだろうか?

今も原発からも放射線が出ている。1億ベクレルくらいは出ていると思われるが福島原発から爆発の時に出た量が膨大なので、今は殆どないと思っていい。
今気にするべきは再降下物であり、周囲に散って落ちたものがまた舞って体の中に入り内部被ばくを引き起こすものである。
皆の危険は身の回りにある。風の強い日は洗濯物は干さずマスクをして被ばくを減らすことが大事である。
空間線量はその場だけだが、再降下物が身体に入ると3か月被ばくさせるので危険である。

4.2歳の子供がいてマスクを嫌がる。食べ物などには気を付けパルシステムなどを使用しているが遊び方や食べ物の選び方に対して意見を伺いたい。

食材は私は名古屋に住んでいるので、九州などの食材を選んでいる。
汚染されていないしおいしいし、福島の人はその方がいいと思う。
周囲の空間線量が高いから。
「福島の食材は食べてもいいですか?」
いやダメです(周囲ざわめき)
あ、あの、いやダメじゃないんです。平均の問題なんです。
愛知の人は福島のものを食べても大丈夫なんです。空間が低いから。
でも福島の人は遠くのものを食べた方が良いんです。
「栃木や茨城のものはありますが九州のものはスーパーなどではあまり売っていないです」
スーパーの状況が解りませんが私なら買いません。(ざわつき)
特にお米です。お米。多く食べるものだけ遠くから買えばいいんです。
少ししか食べないものは汚染されていても大丈夫です。
米は鹿児島の米を買えばいい。
水は大丈夫だから極端な話米が大丈夫なら食事の半分は大丈夫だ。
「ちゃんと計ったものでも遠くのものを食べた方が良い?」
1kg100ベクレルというのはインチキである。空間線量を無視している。
福島の人は1kg10ベクレルや20ベクレルでないとダメだ。
だからその検査基準を通ったから大丈夫だというのは福島の人にはダメである。
愛知県の人には大丈夫。
遊ばせる時には鉄筋コンクリートの建物などは大丈夫。
建物の中の遊び場で遊ばせ、時々日本海など遠くに行かせること。
公園などはお勧めできない。
水は大丈夫だと思う。地下水など以外は水道局は優秀なので安全であると思う。

武田氏講演会 その2

「50歳以上の男性は生きる意味がない」
「閉経した生き物の女性が生きている動物は殆どいない」
「何故女性の年配者が生きているか」
「子供や孫、周囲の面倒を見なくてはならないからである」
「それは未来に生命を繋ぐためであり、男性にも次世代について考えて欲しい」

「放射線について何mmシーベルトで安全は全くない」
「誰がなるかも解らない。5mmが絶対に安全でもない」
「ガンにならない為には身体の抵抗力を高め、栄養バランスを取り、良く笑う事」
「笑う事は生きている意味を感じる事である」
「そして被ばくをなるべく減らすこと」
「福島で行事をやらないこと」
「福島の外でやって欲しい。福島の人間が外に行く機会を作れ」

「原発を全て止めるには4兆6000万かかると言われているが日本が外国に持っている資産は300兆円以上である」
「その一部でも福島の為に使うべきである」
「福島の人間は遠慮深すぎる。農産物をすべて買い取ってもらい、子供達を疎開させたり旅行の費用を出して貰うなどするべきだ」
「これは日本人の過ちである」
「福島の人間は原発が安全だと騙されたのだから責任を取って貰うべきである」
「節約は悪である。石油は心配ない」
「除染なども行い、福島の危険度を下げ、安全度を高めるようにして貰うべきだ」
「何か月か子供を疎開させて身体を回復させることで被ばくは減らせる」
「戦争中は親元を離れて子供が疎開した、しかし避難した子供を地方が責任を持って育てた。
それこそが日本人である」

多少の表現の差や、たくさんの脱線もありましたがおおむねこんな感じです。

武田邦彦氏講演会 in郡山 速報 その1

本日、ホテルハマツの武田邦彦氏の講演会に行ってきました。
主催は郡山市建築行政協力会
演題は「原発事故による内部被爆(誤字に非ず)対策に注意した今後の生活」を中心に他。
参加者は男性4割、女性6割という印象。
男性の何割かは主催の建築関係の方かもしれません。
会場は広い宴会場か結婚式場に椅子を並べたような形。
机とかはない3月に行われたという講演会よりは軽い印象でした。

講演の内容は土日あたりに書き起こしなどをして詳しく書くつもりですが、正直な話、内容については前半30分と後半、質疑応答以外は聞く価値があるのかという感じ。
「50歳以上の男には生きる価値がない」(本当に言ってました。参加男性の8割を占める老年男性苦笑い)
鮭の話、猿の話、原油の話など。
具体的な内部被ばく対策はほぼ、質疑応答でしか語られませんでした。

主な流れ。
「2年半過ぎて一番気になるのは子供の甲状腺ガンである」
「現在は被ばくの影響ではないと言われているが違うと思う。その根拠は甲状腺ガンは女性に多いのに福島では男性に多いかほぼ同数という比率と、発見されたガンの患者全てが乳頭ガンであること」
「現在発生しているガンは放射線の影響である可能性があるから注意した方が良い」
「また人口の減少にも気を付けた方が良い。ロシアでも原発事故後人口が大幅に減少した。大震災以後日本でも死亡率が上昇し、出生率が減少している。子供を守る為に注意しなくてはならない」
「空間線量は少しずつ減少している」
「今、心配なのは福島原発から飛散したと思われる高い線量を持つ欠片」
「現時点では原発から15kmくらいにあるが、50kmくらいまで飛んだ可能性があるので注意してほしい」

「食材に関しては驚くような結果は出ていない」
「キノコは放射線を強力に吸収する。山梨で1000ベクレル以上のキノコが発見された事例があるので食べない方が良い」
「川魚はアユなどがイオンを吸収するので注意する」
「海は東京近辺まで汚染されているので5〜50ベクレルくらいはある」
「今、福島に住めない訳ではないが注意する必要がある」
「ガンにかかる比率は大人も子供も変わらない」

「私は事故前から原発は地震で崩壊すると言っていた」
「ヨウ素剤も配るようにと話した」
「しかし、それらは報道されない。危険はありのままに話すべきだ。そうすれば福島の人は原発を作らなかったのでは?」
「外国の原発は電力消費地の側にある。フランスの原発は川の上流にあり、その側には穀倉地帯やワインの産地がある。フランスのワインがコクがあるのは…」
「原発は東京に作るべきである」

「人の身体は放射線に対する防御力を備えている。これは長い間45億年をかけてトライ&エラーで獲得してきたものである」
「ただ人間は自分の住む土地に適応するようになっている」

「日本の場合は年間1.5ミリシーベルトくらいは耐えられる。これが外部、内部被ばくを含めて自然から受けられるもの。このうち倍の3ミリシーベルトくらいまでは身体が直してくれる」
「放射線などを浴びるとTNFと言う物質が初期のガン細胞を壊してくれると言われている」
「ラジウム温泉に行くなどはこのTNFを増やす考え方である。今、福島の人にはTNFが多く発生していると考えられる」
「+医療被曝が平均年間2.2ミリシーベルトほどある」
「これに原発由来のものを電気を使う代償として年間1ミリシーベルトくらいまでは我慢して受け入れる分であり、全て足した年間5ミリシーベルト前後が安全であると言える値である」
「被ばくはガンを呼ぶと思われる」→「呼ぶのは間違いない」
「だから医療被ばくを減らせば年間3ミリシーベルトくらいは大丈夫だろう」(空間線量毎時0.5マイクロシーベルトくらい)
人には個人差があり、弱い人は病気になりやすい。
バランスの良い食事をして免疫力を高める。
ストレスを少なくして、良く笑う事が大事である。
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