HERE TODAY DIARY Season2

　一向に気温が上がる兆しもなく、小雨が降り続いている。こんなに長袖が手放せない七月も珍しい。

　テレビでずっと大地震のニュースを観ていた。その中で頻繁に聞くライフラインとは和製英語で、インフラストラクチャーが正しいぞと突っ込みを入れたくなる。それは置いといて、リポーターが被害が一番酷かった場所を歩き回って、被災した家屋を勝手にズケズケと足を踏みいれるのには不快な気分になった。幾ら家財道具がメチャクチャになってても、他人に見られたくないだろう。
　
　我が家は建て直して十年ぐらいになるところで、耐震対策もしてあるのだが、もし倒壊したらどうするかって話をずっとしていた。我が家はもしもの時、庭で過ごすことに決めてある。父は、芋煮会(バーベキュー)用に毎年ドラム缶で釜戸を作っているから、外での炊き出しは万全だという。そうだった。毎年のバーベキューが知らず知らずのうちに、屋外での生活の教訓になっていたのだ。じゃ、トイレは？「トイレはカアちゃんが倒れた時に買った簡易トイレがあるから大丈夫だ！板で囲めば個室になるぞ」とのこと。おぉ、確かにあったなあ。父は古材で小屋を半日で建てる自信もあるという。さすが戦中戦後を生きてきただけに、サヴァイバルには慣れてるんですな。こりゃ心配する必要はなさそうである(笑)…もちろんその時、元気にしていればの話ではある。


昨夜観た作品は『フォーリング・ダウン』
　ロサンゼルスのうだるような暑い日、離れて暮らす幼い娘に電話するためにその男(マイケル・ダグラス)はコンビニへ入った。そこで邪険にされた男はいきなり銃を乱射した。身なりも清潔で几帳面な彼は、町中を震撼させる騒動を巻き起こす。
　マイケル・ダグラス怖すぎ！(笑)ちょっとでも気に入らないと銃で撃ってくるのですから。エキセントリックであり不条理な話なのですが、暑さで理性が狂うというのがわかる気がしました。マイケル・ダグラスってこんなに演技上手かったでしたっけ？と思うほど、熱が入った芝居でした。



　生理痛で足の病院へはしばらく行けなくなった。幸いにも、例のクリニックは診察を通常通りやっているらしい。早いとこ治したいけれど、これじゃ無理だ痛み止め薬飲んで寝まーす。