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届いた!!

 久しぶりに最高気温が20℃を下回った。肌寒いというより、湿気が物凄くてベタベタする。居間と各部屋のエアコンをつけたり消したりしていた。少しは湿気が取れたかな。


 30日にAmazonで注文したDVD『バタフライ・エフェクト』が届いた!これほどワクワクしながら待っていたのも久しぶりだった(笑)
 一緒に購入したのは向田邦子のドラマ『春が来た』のDVDと、絵本『喜びの泉〜ターシャ・テューダーと言葉の花束』(ターシャ・テューダー著)。『春が来た』は、1982年に放送されたもの。主演は桃井かおりと松田優作という、貴重な顔合わせ。当時、優作は「テレビドラマなんか、ホームドラマなんか平凡すぎてやってられない!ひとつも面白くないじゃないか!」と、深夜桃井姉さんに電話してきたそうなのだ。アクションばかりやっていた彼には、普通の男を演じるのには退屈で魅力を感じなかったのだろう。桃井姉さんは即かさず「そうかしら?私はライフワークのようにやってるわよ」と返した。すると次の日、撮影所に来た優作は「あのあと台本読み返したら、これ面白かった!」と、ヤル気満々で演じたそうな(笑)優作の向田作品出演は、結局これが最初で最後の一本。一方、桃井姉さんはその後TBSの向田作品に三本ほど出演している。
 ターシャおばあさんの絵本は子どものころ、何度か読んだことがあって懐かしくて購入した。近年、彼女の作品が大人の間でリバイバルしベストセラーになっているらしい。色彩が和かで、素朴な絵がリラックスさせてくれる。この『喜びの泉』はターシャおばあさんによる水彩画の挿絵とともに、啓発された作家や詩人の言葉を添えてある。その中で私が気に入った一つを紹介しよう。
私は動物になって、共に暮らすことができると思う
彼らはとても冷静で自制心がある
私はいつまでもそこに立って、彼らを眺める
彼らは、苦労して後から自分の立場を嘆いだりしない
不満をもつものは一頭もなく、物欲の狂気に狂うものもいない
仲間にひざまずくものもいなければ、何千年も前の祖先に頭を下げるものもいない
地球上のどこにも
尊敬されるものもいなければ不幸なものもいない
     ―――――ウォルト・ホイットマン




昨夜観た作品は『赤い月』
 第二次世界大戦が終わりに近づいた頃、夢の大地と銘打った満州へ一攫千金をかけて渡った森田酒造の主・勇太郎(香川照之)一家は、関東軍を顧客に大成功した。妻の波子(常盤貴子)は贅を尽した暮らしを謳歌している。やがて敗戦を迎え、想像を絶する貧困や混乱が待ち受ける。
 なかにし礼原作の映画化。波子ははてんこうで自分の思うがまま生きている女性。昔の日本人としてはかなり変わり者に思われていたはずです。夫の目をしり目に元恋人や、若い青年にも心揺らします。子どもたちを守らなければならないのに、どうしてこんなに自分のやりたいように生きているのか、私は理解できませんでした。夫の愛の深さを知る前に、混乱の時代を迎えてしまいます。酒蔵の職人たちや使用人を残し、子どもたちと引き上げるのも納得がいかなかったですね。男と寝たところを子どもたちに見られて「生きるために愛するの!」と波子は言いました。父親を失うだけでなく自由も失った子どもたちに、そんな言葉で正当化するなんて!後味が悪くてモヤモヤ…(苦笑)
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メアリさんのプロフィール
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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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