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4つのヒスイに思う事

昨日、正確には日曜日からですが、新潟県の糸魚川ジオサイト。
ヒスイ海岸に行ってきました。
もっと正確に言うと、昨日も書いた通りヒスイ海岸とは新潟県と富山県の富山県側県境。
越中宮崎駅近辺の約4kmの海岸を指します。
でも、実際には上流にヒスイの鉱脈を持つ糸魚川、そして姫川河口の海岸であるなら、どの海岸でもヒスイを拾える可能性があるのだそうです。
私も少し齧っているのですが私にそれを教えてくれた知人は東京在住ですが何度もそこに通いヒスイ探しをするのが楽しみなのだそうです。
「まあ、一攫千金なんてはなかなか狙えないけど、面白い所だよ。
行ってみない?」
と。
それで、まあ新潟だったら前にも行ったことあるし。
と気軽な気持ちでGWの最後の土日、行ってみる事にしたのです。
高速代節約の意味もあって西会津までのんびりドライブ。
その後、夜の高速を休みながら行きました。
ただ、思った以上に時間がかかり、地元から約5時間。
昨日の深夜、ヒスイ海岸近くの道の駅に着きました。
そして、翌朝、ヒスイ拾いに挑戦。
友人から
「夜に石が流れてくる早朝がお勧め」
「ツルッっとした感じがする白っぽい石」
「太陽や光にかざすとキラキラと表面に味の素みたいな結晶が見える」
と超大雑把なアドバイスを貰い、とりあえず歩きながら石を拾ってみました。
ヒスイ海岸を4時間かけて往復。
結構釣り人さんもいらっしゃいまして、賑やかな海岸でとりあえず、キレイでアドバイスに合いそうでフィーリングのあう石を探すことにしました。
コンビニ袋に一つの石を拾ったのですが、我ながらに思ったのはこれだけ、無数の石がある中。
綺麗だな。
拾いたいな。
と思う石、輝きを持つ石は本当に少ないのだな。ということでした。
そして、その中に本当に価値のある石は少ないのだ、ということも。
最初の袋の中には結局ヒスイは無く(姫川薬石という石と縞瑪瑙が一つずつ。あとは殆どが石英と間違えやすい狐石と呼ばれるものでした)その後、地元のヒスイ屋さんのアドバイスを貰って別の海岸2か所を回り、各1個ずつのヒスイをなんとか拾う事ができました。
ヒスイ屋さんに
「これ、見本にしな」
とヒスイを一つ、頂けた事が本当に大きかったです。
後でお礼代わりにヒスイを一つ購入し、最終的に4つのヒスイを持って戻ってきました。
4つのヒスイと他の石を並べてみると、確かに存在感が違うというか内側から光を放っているような気がします。
そんな、高価な石ではないですけど。
欲にかられて探しているときは気が付きませんでしたが、じっくり見ればわかりそうです。
頂いたヒスイと買ったヒスイは次に行くときにお見本にするためにそのまま持って、拾った日達のヒスイは穴をあけたり勾玉に加工してみようと思います。

そして…私もたくさんの石の中から手に取って貰えるような輝きを持つ人間になれるように努力したいと心から思いました。
とても有意義なGW最終日となりました。
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