自分の思い通りに相手を動かそうとしてたなと思う。
一方通行なのにもかかわらず、相手は自分から離れないって自信があった。
話を聞くとか相手を理解しようとする事が足りなかった。
独善的で未熟で、その事に気付いてなくて周囲の寛大さに救われてた。
美しいものは言葉を尽くして誉めちぎるのに、醜いものは視界にも入れない。存在から差別が始まっている。
とか
名前も知らない 歴史も。周りと自分を切り離して考えることで、傷つかずに済んだ。
関係ないという事実が安心させてくれるのだった。
誰かと関わった瞬間、ひどく揺らいでしまう程度の檻
って大学のハンドアウトに書いてあった。恥。授業中に何してるの。
書類を捨ててるのだけどはかどらない。大気学のとか、今後見ないだろうにとってある。図が多いから好きなんだと思う。毎回(捨てようよ…)って思うのにね。大学、というか学問への後悔やら執着やらで手放せない。
容貌はその持主を何人にも推薦する。
雁/森鴎外