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人間観察しますか


 




人間観察が趣味とか言う人はなんなんだろう
私もそれなりに人を見ているけれど
それが趣味と宣言する人が一定数いる


中高生が言うのならまだしも、20代、30代になって
人間観察が趣味なんですと平気で言ってしまう神経を疑う
プロフィールに書くって、そこから何を知ってほしいんだろう
頭がいいんですよというアピールだと受け取ってしまうのは、私の性格が悪いんだろうけれど




何が何でも批判するとか
もう何も信じないと図々しく言ってしまうとか
周りと違って高見の見物みたくしている中学生とか
そういった時期は大多数の人が過ごしたと思う
それを知ってるうえで書くってことは
意識的でも無意識でも、周りとは一線ひいてる自分っていう意識があるんだろう






人間観察が趣味なんだと
公言するのは、私は恥ずかしいことだと思うから。


ある意味で鈍感な気がする
あえて書くということは、人間を観察しない人の方が少数派ってことに気づいていないんだろうか


shared possessions



 




この前姉と話したとき
姉の子供が2人以上いて、日本の小学校に通わせるなら
ランドセルの色違いを買って、シェアさせるかも

って言ってたこと思い出して
斬新だなあって思ったんですよね



日本の小学生のおしゃれな感じはませているというか
小さいうちからああなると(?)大人になったときどこを目指すんだろうと疑問に思ってしまいます

子供は大人のようになりたがって
大人は子供のようになりたがる
日本文化だと勝手に思っていますが



服よりも、インターネットよりも、勉強よりも
もっと大事な何かが小学生にはあるんだろう



生まれる反対



 



淡い赤。
揺れる小さな花。
その花たちを、四季は一つずつ摘んで、そして捨てる。
それを繰り返し、いつまでもやめなかった。


「どうして、花をちぎるの?」
「みんながしていること」
「みんなは、花を摘んで、飾ろうとしているんだよ。ほら、帽子のところや、首飾りや、それに花瓶にさして、窓辺に置いたり」
「花にとっては同じこと」










世人は、天才によって人物が人を感動させる詩を書き、また絵画を描くことができるという場合、天才をよいものと考える。
しかし、天才の真の意味、すなわち思想と行動とにおける独創性という意味においては、ほとんどすべての人々が──天才など何も感嘆すべきものではないとは誰も言わないにせよ──心の底では、自分たちは天才がなくても充分やってゆけると考えているのである。
遺憾ながら、これは当然至極であって怪しむには足りない。
独創性こそ、独創的でない人々には正にその効用を感知することのできない一事なのである。



関節の外れた世界


 




話の最後に「人それぞれ」と言われてしまうと
今までの会話はなんだったんだろうと思ってしまう。


あなたと私は同じ人間ではないように、感じ方も考え方も同じではない。
人それぞれ違うというのは、前提ではないのかな
それを結論にされたら、思考停止とまでは言わないけれど
どんなことでも認められてしまうような気がする。



「まあ、人それぞれだよね」だと更に違和感を覚える
大して新しい提案でもないのに
「まあ」って上から目線でまとめなくても…





ふざけた話とかゆるく結果を求めない場なら、なんて発言しようと自由だと思う
でも建設的な議論をしたい場合に、そこを強調されるのは何か違うと思った
そう指摘するとどう思われるか、わかるとは言わないけれど、推測はできる
真面目だとか、細かいとか、面倒くさいとか
人によっては空気の読めないやつだとか人格否定するんだろうなあ




「価値観の違い」も魔法の言葉



 




「たとえば殺人事件があったとして――いえ、別に殺人でなくともいいんですけれど――いわゆる犯罪者が、報道ベースに乗ったとしますよ。
そういうときに『一歩間違えれば、自分もまたこの犯人のようになっていたかもしれない』――とかなんとかそんな風に、ある種加害者に同情的になる風潮が、昔から世間において強いことに対し、否定的な人間なのですよ」



「………」



「ベクトルは逆でも、それは成功者に対して『自分も頑張っていればあんな風になれたかもしれない』と思うのと同じようなものでしてね――犯罪者は犯罪者で、特別で特殊なんですよ」





「大した努力もなく野球選手になれたかもしれないと思うのが不敬であるように、大した悲劇もなく犯罪者になったかもしれないと思うのは――それはそれで不敬なのですよ。
ワイドショーを見た程度のことで、相手のことがわかったみたいな気持ちになられても挨拶に困ります」




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